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◆ マウスピース矯正Q&A 他の矯正との違い ◆

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☆マウスピース矯正とワイヤー矯正ではどちらが優れているのですか?

矯正治療にはいろんな要因が関係しますから、一概に両者を比較しても意味のないことになりますが、単に治療結果のみから言えば、やはりワイヤー矯正の方が、ダイナミックに歯を動かせるので、軍配が上がるかもしれませんね。

患者さんの方がワイヤー矯正でもマウスピース矯正でもどちらでもいいですと言われれば、やはりワイヤー矯正の方をお勧めすると思います。

しかし、ワイヤーの装置をつけるのだったら、矯正治療はしたくないという患者さんにとっては、マウスピース矯正治療ができるということは、全く夢のような、画期的なことなのです。

当クリニックにおいては、ワイヤー矯正を選択された方でも、早めにワイヤーを外して、マウスピース矯正に移行していきますが、双方の治療方法とも、それぞれにメリットとデメリットがありますので、患者さんの歯の状況と、治療の際にワイヤーが見えることに対して、どのくらいの拒否感があるかで、どちらの治療方法が優れているかは意見が違ってくることでしょう。

☆見えない矯正治療といえば、歯の裏側につける舌側矯正をイメージしますが、マウスピース矯正とはどう違うのですか?

従来、ワイヤーの矯正装置が見えるのが嫌だった人で、矯正治療を希望する場合には、舌側矯正が唯一の治療方法と考えられていました。

この舌側矯正治療は外側から装置が見えないという点では、一番優れている方法なのですが、喋り難さにおいては、最も喋りにくい治療方法なのです。

矯正治療を開始してから1、2ヶ月は舌が傷だらけになってひりひりして痛みによって、食事や会話がとてもしづらくなってしまうために、普通の社会生活をしていく際に、支障をきたすという大きな欠点がありました。

そしてまた、舌側矯正の多くの症例において、小臼歯(前から4番目の歯)を抜いて治療していかないといけないという点が、どうしても私には引っかかっていました。

その点、マウスピース矯正の場合には、歯を抜かないで治療できますし、しゃべる時の違和感も舌側矯正と比べるとかなり少ないものなので、社会生活をおくる上でも大きなメリットになります。

☆しゃべる必要のある人でもマウスピース矯正は行えます?

マウスピースを装着して、2,3日はしゃべる時に少しの違和感は感じると思いますが、入れ歯の人が入れ歯を使い始めてしばらくすると普通にしゃべれるのと同じように、マウスピースがあることを脳と舌が覚えて慣れてくれるので、遅くても1週間もすれば、今までのしゃべり方と同じようにしゃべれるようにはなります。

☆どうしても大切な仕事やデートの時には、マウスピースを外してもいいですか?

マウスピース矯正の原則は、ブラッシングの時以外には、ずーと装着していただきたいのですが、どうしても大切な仕事や、お見合いの時など、やむをえない場合には、取り外していただいても結構ですが、ワイヤー矯正と違って装着していてもそれほど人の目を気にする必要はないかもしれません。

☆1日のうちでどれくらい装着すればいいのですか?

基本的には、矯正治療は24時間同じ方向に弱い力で動かしていくものなので、原則的には、ブラッシングのとき以外には、出来るだけ長い時間つけていただくことが望ましいです。

何時間以上装着しなければ、歯は動かないということは、はっきりとは線引きできませんが、装着したりしなかったりしていたのでは、治療期間が延々と延びてしまうことだけは確かでしょう。

☆せっかく動いた歯が、マウスピースをするのをサボることによって元のように戻ってしまうということですか。

歯を動かすことは大変で、とても時間がかかるのに、せっかく動いた歯が、マウスピースの装着をサボることによって、簡単に元のように戻ってしまうものなのです。

特に歯がねじれて回転しているような歯は、いったんきれいに並べても、そのまま放っておくとすぐにまた元の方向に回転して戻ろうとしてきます。

とにかく、マウスピース矯正は取り外しが出来るのがメリットでもあり、デメリットでもあります。といいますのも、ワイヤー矯正では、一旦針金をつけてしまうと、患者さん自身で取り外すことが出来ないので、ある意味時間がたつのを待つしかありませんが、マウスピース矯正では、自分で取り外しが出来る分、きちんと使い続ける意志の強さが必要になってきます。

分かりやすくたとえますと、食べ物の少ないジャングルで痩せることには、自分の意思に関係なくやせていきますが、食べ物の豊富にある日本でダイエットをすることには強い意志が必要なのと似ています。