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変わりたいけど変われない!

自分の経験や社員教育などを通じて感じることは、成長したい、自分を変えたいなど、「今の自分のままでいることを良しとしていない」願望があるということです。
しかし、自分を変えたい、現状を変えたい、という思いがあると同時に、自分を変えることは苦痛を伴う、という事実が待っています。

何十年間、今の自分と付き合ってきている以上、自分を変える意見に対して「ハイ、そうですね!」と素直に言える人は相当人間のできている人だと思います。
人は自分では変わりたいけど、他人から変わることを強要されることを否定する本能が働きます。

「自分を変える」ということは、日常の自分の考え方や受け止め方や先入観を変えていくということだと思います。
今の自分がいるのは、数十年今の考え方によって出来上がっている先入観を、もしも急に違う考え方になったとすれば、それは大変なストレスを感じることになります。

何十年も日本で生まれ育った人がアメリカで生活していくだけでも大きなストレスになっていくものですが、それが文明の未発達な国で生活していかないといけなくなれば、それは「生きていく」という最低限のことが大変なことになってきます。

人間は自分の先入観を「変えたい」と思う気持ちと「変えたくない」という気持ちが常に葛藤している生き物なんだと思います。

「変わりたい」気持ちが「変えたくない」気持ちに勝つためには、変わらざるをえない状況に自分を追い込むことが一番だと思っています。
先ほどの、未発達な国で生き延びていくためには、日本で生きてきた経験を活かしつつも、現実に適応した生き方で、自分の先入観を変えていくしかありません。
ダイエットをする一番簡単な方法は、食べ物の少ない国で生きていくことだと思いますが、現実にはそんなことはできません。

日本にいながらダイエットするためには、ダイエットで得られるメリットが本当に自分の心を動かすだけの価値のあるものなのかどうかという点と、人は「大変なことをしている」という認識でいると、意志の力が感情の力に負けてしまうので、食事を減らしていくことを習慣レベルにまで落としていくことが大切かと思います。

歯科関係者の多くは、毎日デンタルフロスを使用していますが、それを大変なことだとは思っていません。
しかし、一般の患者さんにからすれば、毎日フロスを使用するということはすごく意志の必要な行動だと思われています。

習慣になっている人にとっては普通のことが、意志の力で頑張っている人は、いつかは感情の力に負けてしまうのではないでしょうか?
スタートは意志の力でもいいので、習慣になるまで継続することが出来れば、あとはそのまま継続していくことはそんなに難しいことではないのです。

変わりたいけど変われないキーワードは、「習慣」にできるかどうかだと思います。
「習慣」になるまで続けていければ、いつかは変われますし、「習慣」になるまで続かないのは、それほど自分の心が動いていないことなのかもしれません。