歯並び治療を安く済ませる方法を歯科医が紹介|矯正の種類別費用相場も解説

【監修:青山健一】

歯並び治療を安く済ませる方法を歯科医が紹介|矯正の種類別費用相場も解説

この記事をご覧になった方の中には、歯並びにお悩みを抱えている方も多いことでしょう。
歯並びが悪いと、場合によっては相手に不快感を与えることもあります。
相手に好印象を与えるためには直しておきたいところです。
海外で仕事をする場合などは、国によっては歯並びがかなり重要視されることもあります。

しかし、歯科矯正は費用もかかりそうなのでなかなか一歩が踏み出せない方もいるでしょう。
そこで、この記事では歯並びの矯正を安く済ませるためのとっておきの情報をご紹介します。
併せて、予算感を把握するための費用相場も種類別にみていきましょう。

歯科矯正の種類とその費用

一口に歯並び矯正といっても、いくつか種類があります。
ここでは、主な歯科矯正3種類と、それぞれの費用をみていきましょう。

表側矯正

表側矯正

表側矯正とは、その名の通り歯の表側にワイヤーの矯正装置を取り付ける方法です。
一般的に歯の矯正というとこちらを思い浮かべる方が多いでしょう。
細かい調節ができ、幅広い悩みに対応できるのが魅力です。

矯正費用は、ここで紹介する3種類の中ではもっともリーズナブルです。
歯の状態や部分にもよりますが、最高でも80万円台ほどで治療してもらえます。
しかし、最低でも15万円ほどの用意は必要です。

裏側矯正

裏側矯正

歯の裏側にワイヤー式矯正装置を取り付ける方法は裏側矯正と呼ばれます。
歯科によっては舌側矯正と呼んでいるところもありますが、この2つは同じものです。
裏側矯正には、見た目では矯正中とわからないというメリットがあります。

また、歯を傷つけにくく噛み合わせの調節がしやすいのもポイントです。
しかし、費用はおよそ90~150万円ほどかかってしまうので、ある程度お金の準備が必要です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

透明で取り外し可能なマウスピースを使った矯正方法もあります。
この方法も、外見からは矯正中だと目立ちにくいというメリットがあります。
また、取り外して歯磨きなどのケアが普段からしやすいのも魅力です。

ワイヤーによる矯正に比べ、取付時間もあまりかかりません。
治療費は安いところで20万円台から、高度な治療で110万円ほどと場合によって様々です。

歯科矯正の支払い方法

ここまで費用をみてきて、歯科矯正は安いといっても10万円以上は費用がかかることがお分かりいただけたでしょう。
続いては、具体的な支払方法についてもみていきます。

一括払い

一括払い

まとまったお金が用意できるのであれば、受付で一括現金払いも可能です。
歯科が指定した銀行口座に振り込むという方法もあります。
金利などを気にしなくてよいため、わかりやすく、後々の負担はありません。
しかし、クリニックによっては分割払いしか対応していない場合もあるので注意しましょう。

医療ローン払い

医療ローン払い

歯科が提携しているローン会社の医療ローンを借り入れすることもできます。
低金利で、長期間にわたって分割支払いできるのがメリットです。
クリニックによっては、様々なプランからローンを選べる場所もあります。
しかし、ローンを利用するには以下のような審査条件に注意しましょう。

  • 安定した収入がある
  • 一定の勤続年数を超えている
  • 過去に金融トラブルを起こしたことがない

また、医療費の融資までに時間がかかるという点にも注意が必要です。
融資がおりるまでは、自費で払わなければいけません。
治療を受ける際にある程度のお金の余裕があるならおすすめの選択肢です。

クレジットカード払い

クレジットカード払い

クレジットカードに対応している歯科医院であれば、カード払いも可能です。
ただし、分割払いや特定の会社には対応していない医院もあるので、確認しましょう。

その他

その他

歯科医院が医療ローンに対応していないときは、カードローンも使用できます。
また、医療ローンの審査基準に満たない場合にもカードローンを使える可能性があります。
短期で返済ができるのなら、検討したい方法です。

すぐにお金を用意したい場合は、最短即日で借りられるサービスも検討してみるとよいでしょう。
ただし、医療ローンに比べて金利が高いので注意が必要です。

歯科矯正費用の内訳

「歯科矯正の種類とその費用」の見出しでは、治療の基本的な料金を紹介しました。
しかし、実際の矯正治療では、基本の治療費以外にも費用がかかります
ここでは、治療段階に応じてどんな支払いが必要なのかみていきましょう。

歯科矯正治療前までに要する費用

歯科矯正治療前までに要する費用

まず、実際の治療に入る前に、診察や検査の料金が必要です。
診察料は、ほぼどの歯科医院でも3,300円程度かかります。
撮影や歯型の採取といった検査の料金は、3万円~5万円台が平均的です。

ただし、中にはこうした治療前の診察や検査を無料で受けられる歯科医院もあります
無料といっても治療費の中に料金が含まれている場合もあるので、注意しましょう。

歯科矯正治療中に要する費用

歯科矯正治療中に要する費用

矯正治療中に必要な料金は、「歯科矯正の種類とその費用」で紹介した金額が目安です。
ここで、もう一度目安相場を振り返ってみましょう。

  • 表側矯正:約15~80万円
  • 裏側(舌側)矯正:約90~150万円
  • マウスピース矯正:約20~110万円

ここで紹介した金額は幅広いですが、これは矯正する部分によって金額が変わるからです。
治療中の歯磨き指導などの料金が含まれる場合もあります。
上下全体の矯正をしてもらえば、どうしてもそれなりの金額はかかります。

しかし、気になる部分だけを矯正してもらえば、安く済ませることもできるでしょう。
治療前の診察時に、費用面もじっくりと歯科医と相談してみてください。

歯科矯正治療完了後に要する費用

歯科矯正治療完了後に要する費用

矯正治療が完了した後にも、調整や保定器具の装着に追加料金がかかる場合があります。
矯正で歯を動かしても、元に戻ってしまわないようにこのプロセスが必要です。
歯科医院の中には、このプロセスの追加料金はなくすべて矯正治療料金に含めていることもあります。

調整費用は月に5,000~8,000円ほどが相場です。
保定器具は2万円台ほどを見込んでおくとよいでしょう。
基本の治療料金が安くても、追加料金が多くかかる場合もあるので注意が必要です。

歯科矯正で保険が適用される条件は

歯科矯正で保険が適用される条件は

歯科矯正は、残念ながらほとんどの場合が自費診療です。
しかし、下記のような場合は保険が適用されると定められています。

・厚生労働大臣が定める特定の疾患が原因でかみ合わせに異常が起きた場合
・前歯3歯以上の永久歯が生え切らずにかみ合わせに異常が起きた場合
・医師から「顎変形症」と診断を受けた場合の外科手術を伴う矯正の場合

こうした場合に当てはまっても、正式な届出を行った歯科医院しか保険治療はできません。
もし当てはまる場合は、事前に情報をチェックしましょう。

また、保険適用されなくても医療費控除の対象になる場合はあります
年間10万円以上の医療費支払いがあった場合に対象となる制度です。
申告の手続きは必要ですが、当てはまっていれば安く済ませられる可能性があるので確認しましょう。
申請には明細書も必要ですので、忘れずにとっておいてください。

前歯矯正を行うメリット

前歯矯正を行うメリット

歯並びの見た目が気になるのであれば、前歯矯正がおすすめです。
やはり前歯の歯並びが悪いと、気になってしまう方が多いでしょう。
そんな前歯矯正ですが、次のような様々なメリットがあります

低コストで治療ができる

奥歯も含めて全体的に治療してもらうより、前歯だけの方がやはり低コストです。
見た目を直すのが主な目的で、お金をかけたくないなら前歯矯正はぴったりの選択肢といえるでしょう。
上だけ、下だけといった部分的な治療なら、さらにコストカットが可能です。

目立たない装置で矯正できる

目立たない装置で矯正できる

前歯の場合は、痛みやコストを抑えたインビザラインゴーという専門の方法があるのもメリットです。
インビザラインとはマウスピース矯正の一種で、透明に近い装置を使用します。

デジタルデータに基づき、カスタムメイドのマウスピースを作ってもらえるのが特徴です。
この方法を選べば、周りにあまり気づかれずに矯正できるでしょう。

一本から治療ができる

一本から治療ができる

一部分だけの歯並びが気になるのであれば、1本単位から矯正してもらえます。
インビザライン・ライトパッケージという1本からに対応したインビザライン治療もあります。
当然ながら、矯正してもらう部分が少ないほど、コストも低めです。

ただし、歯並びの悪さは見えやすい一部だけでなく、全体が関係している可能性もあります。
本当に部分的な矯正で治るのか、事前の相談が必要不可欠です。

歯科矯正の治療期間

歯科矯正の治療期間

矯正治療完了までにかかる期間は、どの方法でも約1~3年が一般的です。
中には5か月程度で完了する短期間治療を売りにしているクリニックもあります。
治療完了までに、月1回ほどのペースで通院する必要があります。
装置をはめている間は歯磨きがしにくく、虫歯リスクが高いです。

そのため、定期的な調整とともにチェックをしてもらう必要があります。
また、治療が完了した後にも、保定期間があることも押さえておきましょう。
保定期間は、通常約2~3年ほどです。
徐々に通院頻度は減っていき、保定装置を外す前には年1回ほどの通院で済みます。

まずはかかりつけの専門医に相談

まずはかかりつけの専門医に相談

部分矯正をすればある程度は安く済ませられますが、やはり矯正にはお金がかかります。
また、虫歯治療のように何度も通うわけではなく、一度治療したら戻すことの難しい大切な決断です。
歯科矯正について迷ったなら、まずはかかりつけの歯科医に相談しましょう。

できるだけコストを抑えて部分矯正をしたいなら、本当に一部だけで治療が可能か質問してみてください。

まとめ

まとめ

この記事では、歯並び治療の費用感や、コストを抑えるための選択肢を紹介しました。
矯正治療にはお金がかかりますが、部分的な治療なら少しコストカットできます。
また、矯正していることがわかりやすいというデメリットを覚悟できれば、リーズナブルなのは表側矯正です。
保険適用がなくても、申請を行えば場合によっては医療費控除を受けられる可能性もあります。

歯科医院によって提携しているローン会社も様々です。
金額プランを参考に、治療してもらうクリニックを選ぶのもよいでしょう。
しかし、コストばかり重視しすぎて、満足のいかない結果になってしまっては元も子もありません。

ご自身の理想とお財布を天秤にかけながら、じっくり検討してください。
賢く備えて、きれいな歯並びを手に入れましょう。

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