幸せになりたい その7

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年齢VS人間力

年上の人を敬うことは大切なことです。
できることなら「さすが長く生きているだけあって人間的にも尊敬できるな」という思いで敬いたいものです。
しかし残念ながら、人の成長は必ずしも年齢とは関係ないように思います。
イチローや石川遼君のコメントを聞いていて、若いのに立派だなと感心することは多々あります。

一方、年はとっていても、この人は日々不幸だろうなと同情する人も少なくありません。
以前、イチローがソフトバンクの王貞治氏のことを、プロ野球界で心から尊敬できる数少ない人だということを言われていました。
特にプロ野球のような華やかな世界の人は、自分が一番で、他人を尊重できるような謙虚な人が少ないのかなと、このコメントから想像してしまいました。

年齢とともに自尊心は強くなっていきます。
特に男性の多くは、「自分は社会でこれだけ頑張っているのだからもっと評価してもらってしかるべきだ」という思いが年々強くなっているのではないでしょうか?!
それなのに社会からの評価と自己評価とのギャップがあれば、無意識で周りの人の足を引っ張ろうと他人批判や、不平不満を言うのが日常になってきます。

自分の価値を高める努力をするよりも、他人の価値を低くすることで、自分の価値を高めようとしてきます。
幸せになるためには、自尊心を持つことは必要ですが、自尊心が強くなればなるほど、他人を認める他尊心がバランス的に必要になってくるのです。

自尊心は悪性腫瘍のように勝手に膨張しますが、他尊心は自分で意識しなければなかなか育ちません。
自分を認めることと、他人を認めることがセットで、初めて心が安定して幸せに生きていけるのです。
他人のことを批判したり、不平不満が日常の人は、他尊心を意識して生きていかない限り年をとればとるほど、不幸の度合いが高くなっていくのではないかと思っています。

限られた人生なのであれば、体は年々衰えていっても、心は年々豊かになっていきたいなと思います。

「今、この瞬間」

最近のマイブームは「今この瞬間」を大事に生きることです。
「今この瞬間」を大事に生きるのを邪魔するのは、過去の先入観や固定観念です。
スピリチュアル的には「思考」と呼んでいるみたいです。
「思考」に囚われて、今、目の前にある現実をありのままに見えなくなって、心が乱されて悪い方向に流されてしまうのだ、という事らしいです。

例えば、同じ失敗を2人の人がしてしまいました。
1人の人は優秀な人で、もう一人の人は自分勝手な人でした。
やってしまったことは同じでも、自分勝手な人がやった失敗は、優秀な人がやった失敗よりも何倍も腹が立つものです。

これは、目の前の現実をありのままに受け止めないで、過去の「思考」によって、それまでの事実も結び付けて腹立たしく感じているのです。
それを繰り返していくことにより、どんどんそのいい加減な人のことが嫌いになってきます。

でも、そのいい加減な人にもいい点は必ずあるはずです。
しかし、過去の経験の積み重ねで,どんどんその人のことが嫌いになってきて、その人のいい点を見ることができなくなってしまいます。

嫌いな人が増えることは、不幸が増えることにつながります。
いい加減なその人は、自業自得と言えばそれまでですが、嫌いになった人も幸せではありません。
幸せかどうかは、世の中にどれくらい嫌いな人が少ないかに比例するのではないかと思うようになりました。

皆を好きになることはできなくても、嫌いな人を作らない努力をすることで、不快感が減ってくるのではないでしょうか。
いい加減な生き方をしているのは、その人本人の問題です。
そんな生き方の先に待ち受けているものは、その人が自分で受け入れるものであって、他人が腹を立てるものではないような気がします。

腹を立てて損をするのは自分です。
「今この瞬間」を充実させるためには、間違った「思考」に惑わされないで、「今この瞬間」の出来事をありのままに捉えていくことのような気がします。
人間は、過去の記憶を前提に生きています。

ハッピーな記憶だけでなく、心を乱すような苦い記憶もたくさんインプットされています。
その記憶に囚われ揺らぐことで、「今この瞬間」を無駄にしてしまうことが多いのではないでしょうか。
過去の苦い記憶に囚われ揺らぐことを薄めていくために、夢を持ったり、いろんなことに感謝したり、前向きな生き方をしていかなくてはいけないのだと思います。

そういう意味で、「今この瞬間」を充実させていくためには、プラス思考である事は必須のように思います。

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