☆当クリニックが30年以上「抜かない矯正治療」を行ってきた結論をお話しします。
今現在、当クリニックが患者様から評価していただけているのは、まぎれもなく「抜かない矯正治療」に特化して矯正治療を行ってきたからといっても過言ではありません。
・「抜かない矯正」のおかげで本も多数出版できました。
・インターネットのない時代は全国から患者さんが治療に来られていました
・遠方からも来院されて11医院を運営しています(2025年現在)
・「抜かない矯正=You矯正歯科」というブランドができました。
1.この治療を開始して、患者様に喜ばれるいい治療だから、すぐに広まって「抜かない矯正」が珍しい治療でなくなってくる、と思っていましたが今現在もそうはなっていません。
2.「抜かない矯正治療」は患者様からは喜ばれるが、矯正Drからはたたかれやすい治療になっています。
・矯正Drのこだわりは「Eラインの改善、奥歯を1:2にかみ合わすこと、正中線を一致させる」ことを重視していますが、抜かない矯正では「咬み合わせの高さ」を重視しています。
・矯正界でのタブーとして、「抜かない矯正」以外にも「セラミック矯正」「部分矯正」「マウスピース矯正」等は下記の理由で矯正Drにはあまりよく思われていないです。
「セラミック矯正」は歯を削る審美治療で、歯を削って歯がすぐにダメになってしまう。
「部分矯正」は治療する症例を誤るとかみ合わせが悪くなってくる。
「マウスピース矯正」は一般企業が考え出したもので、エビデンスが乏しく学問的には認められない。
3.Youtubeなどで「抜かない矯正」をアピールすると、「抜かない矯正治療」はDr側からはたたかれやすい治療になります。
実際は抜歯矯正、非抜歯矯正それぞれにメリット、デメリットがあり、ケースバイケースで患者さんに選んでもらえばいいと思っていますが、実際には 抜かない矯正 vs 抜歯矯正 という構図ができあがっています。
実際には抜歯矯正を勧める医院が多いので、「多勢に無勢」で、「抜かない矯正」をアピールすると多くの矯正歯科医を敵に回すことになってきます。
ここで話を整理していくために、私が「抜かない矯正」にこだわるようになったきっかけからお話しします
①30年以上前の矯正治療のイメージは、大学で特殊な訓練を積んだ人だけが行える特別の治療でした。
特に正しいかみ合わせを作れないと大変なこと(顎関節症)になってしまう大変難しい治療で、卒業した歯科医師の9割以上は矯正治療に手を出せないでいました。
②矯正治療に手をつけにくかった理由は下記の3点になります。
- 歯を抜くこと(元に戻せない)
- かみ合わせ治療は難しい
- 矯正後に顎関節症が発症した場合のリカバリーができない
実際に矯正治療後に顎関節症になっている患者さんを何人か見た経験もあります。
毎日たくさんの患者さまを見ていますと、1年に2,3人は矯正後の不定愁訴の悩みで相談に来られて、実際にリカバリー治療の必要を感じていました。
③ちなみに当クリニックでは「歯を抜かない矯正」治療で矯正後に顎関節症や不定愁訴が悪化した患者さんは35年近くの間、何万人も矯正していて1人もいないのが自慢で、逆に矯正治療前に不定愁訴のある患者さんの7~8割は矯正後に改善していることで「歯を抜かない矯正治療」は美容だけでなく体にとってもいい治療だと自信を持って言えます。
④大学卒業後に矯正治療に興味があってもなかなか前に踏み出せなかったが、勉強家の恩師のDrからワシントンで開業されているDrキムのマルチループワイヤーテクニックという「歯を抜かない矯正治療」のセミナーを紹介されました。
若い時は、上記の3つの理由から矯正治療に怖さがありましたが、「歯を抜かない矯正」ということで、「抜歯すること」を避けられたので矯正治療をスタートできたのをよく覚えています。
もちろん矯正後の顎関節症の恐怖は常にありましたが、症例を重ねていってもそういうことが起きなくてどんどん自信がついてきました。
⑤抜歯矯正後のセカンドオピニオンを受けていて、「抜歯矯正はトラブルが多いので怖い」という先入観を持つようになってきました。
抜歯矯正後のセカンドオピニオンを受けていて、よく耳にしていた患者様の悩みは下記のような点でした。
・顎関節症、口元の張りがなくなって老けて見える、頬がこけた、法令線、人中が伸びた、歯根吸収、
⑥患者様の矯正治療を始めるまでの障害として下記のような点があります
- 健康な歯を抜きたくない
- 治療費が高額
- 治療期間が長い
- ワイヤーが目立つのが嫌
- 痛みが心配
⑦上記の悩みを解決するために、患者さまに提案する治療方法の選択として下記のようなご提案をしています。
「健康な歯を抜きたくない」という方には、「非抜歯矯正」
「治療費が高い」という方には「部分矯正」や「分割払い」
「治療期間が長い」のが心配な方には「部分矯正」
「ワイヤーが目立つのが嫌」な方には「MP矯正」や「裏側矯正」
4.「どうしても歯を抜きたくない」という患者様に対してのDrの対応として、抜歯矯正、非抜歯矯正それぞれのメリットデメリットをお伝えして、患者さまに選んでいただくことがいいのではないかと思っています。
☆非抜歯矯正のメリットとデメリット
◎不定愁訴が改善する人が多い
◎バッカルコリドー(笑った際の口角部の影)が少ない
×Eラインは変わらない
×IPR(歯の隣接部を削ること)が多くなる場合がある
☆抜歯矯正のメリットとデメリット
◎Eラインがきれいになる
×矯正後に下記のように感じる人がいる
(口元の張りがなくなって老けて見える、頬がこけた、法令線が深くなった、人中が伸びた、バッカルコリドー(笑った際の口角部の影)が増えた)
⑧医療には、患者さまが決めていい範囲と患者さまが決めてはいけない項目があります。(Dr主導vs患者の希望に寄り添う)
「患者さんが決められない治療」として、虫歯、などの病気の治療方針に対しては、安易に患者様の希望を受け入れることが難しいです。
基本的に病気の治療は保険で対応できるようになっていますが、痛みを取り除いたり、生死にかかわるような点は、専門家としてのDrの指示に従っていただく必要があります。
一方、「患者さんが決めれる治療」としては、美容、審美といった病気ではないQOL(生活の質)の向上のものは患者様の希望を聞ける場合が多いです。
矯正治療は、「しないといけない治療」ではなく「した方がいい治療」に当てはまります。
歯並びが悪い人に「矯正しないと大変なことになりますよ!!」と無理矢理に治療をさせることはできないです。
「矯正するか矯正しないか」は患者さんの判断になりますので、矯正治療をする際にも、「歯を抜く矯正」のメリット、デメリット、「歯を抜かない矯正」のメリット、デメリットを判断されたうえで患者様が選択する自由があります。
☆最終的に大切なこと
◎「自分が患者さんだったらしてほしい治療は何か?」を提案してあげることが基本になりますが、歯科医院や担当するDrで「何がベストか?」の違いがあることは仕方がないことかもしれません。
一番大切なことは、治療した患者さんが満足しているか?周りの人にも紹介したいと思えるかどうか?ということなので、同じ治療をしても満足されなかったとしたら、それは矯正前の話合いが不十分だった可能性がありますので、矯正前にしっかりと納得されてから矯正治療に取り掛かることをお勧めいたします。
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無料相談と矯正治療費
無料矯正相談
当クリニックの治療方針にご興味をお持ちになられた方には、矯正治療相談を行っています。
当クリニックの最新の矯正治療方法と従来の治療方法の違い、来院された患者様の矯正治療方法、治療期間、治療費などを写真や模型を使って詳しくご説明いたします。
この矯正相談は、患者様にとって役立つ情報を提供するものであり、矯正治療をするように誘導したり、治療を強要するようなことは一切ありませんので、お気軽にご相談下さいませ。
矯正治療費(矯正治療は保険適用外です)
*全ての金額は消費税込みの金額です。
全体的な矯正
普通のケース 990,000円
難しいケース 1,210,000円
非常に難しいケース 1,430,000円
抜かない矯正治療について
矯正治療は健康な歯を抜いて2~3年の治療期間がかかるのが当たり前だと思っていました。
当クリニックでの矯正治療4つの特徴
- 歯を抜かずに歯列矯正治療ができる(親知らずは除く)
- 1年前後で歯列矯正治療が終わる
- 体調がよくなり、頭痛・肩こり・不眠症など多くの体の改善を実感できる。
- マウスピースによる矯正治療を取り入れているのでワイヤー装着期間は約6か月
当クリニックの7つの安心
矯正治療中の不安を取り除く為には......
矯正治療でよく聞く苦情は、矯正治療中に「先生がきちんと対応してくれない」と言う事があります。
先生も時間的に余裕があればきちんと話を聞いてあげたくても、次の患者様が待っているとどうしても説明が不十分になってしまうのです。・・・
非抜歯矯正の仕組み
歯を抜かないで1年で治る理由
針金だと目立って嫌だという方に
最近注目され始めた治療方法
矯正治療をする前に
矯正治療をする前に読んで頂きたい、「知らなきゃ損する歯の矯正のお話」をさせていただきます。
このサイトは、これから矯正治療をしようかと考えられている方、特に大切な歯を抜かないで歯列矯正したい、ワイヤー矯正の期間を早く終えたいとお考えの方へのメッセージになります。
▼続きを読む
従来、矯正治療というのは、八重歯の後ろの小臼歯という歯を抜いて矯正することが定説のように考えられてきました。しかし、長年、矯正治療にたずさわってきて、この小臼歯を抜くということに大きな疑問を抱くようになってきました。
そして、正しい噛み合わせの確保を最重要項目に考え、親知らず以外の歯を抜かないで歯列矯正をしようと決断してから早25年が経ちました。ですからここから先は、大切な歯は絶対に抜きたくないと思われている方だけに読んでいただきたいと考えています。
非抜歯矯正一筋の25年間で得た技術と情報をお伝えいたします。今の時代、矯正医はたくさんいますので、小臼歯を抜くことにさほどの抵抗がない場合には、このサイトを読むよりもご近所の矯正医への無料相談に行かれた方がお得で効率的だと思います。
お忙しい中ここまで読んでいただいただけでも感謝しています。
- 大切な歯を抜かないで歯列矯正したい
- ワイヤー矯正期間を6~8ヶ月で終えたい
- 正しい噛み合わせにもとづいた矯正治療をしたい
と真剣にお考えの方だけ読み進めて下さい。
上記のようなことが本当に可能なのだろうか?
- 近所で矯正相談に行ってもあまり聞かない内容だな?!
- 一生に一度しかない治療なのだから失敗はしたくない!
- 本当に歯を抜かないで矯正できるのだろうか?
- こんな夢のような矯正治療法があるのかな・・・・・!?
- ・・・・・
- ・・・・・
- ・・・・・
矯正治療前の患者様は多くの不安を抱いていらっしゃるのです。
非抜歯による矯正治療の流れ
【プラン1 MEAW矯正】約12~16ヶ月
step
1ヘリックスとニッケルチタンワイヤーを併用し、歯列弓をVの字からUの字に拡大しながら、前歯のデコボコを改善する。約3~4ヶ月
「歯を抜かない矯正治療」について、世間一般で言われている問題点
- 前歯が出っ歯になる(ゴリラ顔になる)
- 矯正治療後に後戻りしやすい
- きちんとした噛み合わせを作れない
これらの問題点についての解決策をお話しいたします。
▼続きを読む
1.前歯が出っ歯になる(ゴリラ顔になる)
歯を抜く矯正をする医院では、必ず上記のような説明をされます。
と言いますのも、歯を抜く矯正医院では、奥歯は動かさないか、動かす場合には前方に動かすことになります。
そうなるとデコボコの前歯は前方に出て出っ歯になるのです。
しかし、当クリニックの治療方法では一般的に不可能と考えられている奥歯を後方に動かすことができるので、歯を抜かなくても前歯を中へ引っ込めることが可能なのです。
歯根のがっちりしている奥歯を後方に動かすことは簡単ではありませんが、それができるからこそ100%歯を抜かないで矯正することができるのです。
注意:非抜歯矯正で出っ歯になることはありませんが、歯を内側に入れるだけでなく、横顔の改善を望まれる方は抜歯矯正をお勧めいたします。
2.矯正治療後に後戻りしやすい
「歯を抜かないで矯正すると元のように戻りやすいですよ」と説明されているクリニックがあるみたいですが、これも奥歯をきちんと後方に動かして、噛み合わせを筋肉の運動と一致させれば歯を抜かない矯正治療の方が後戻りしにくいのです。
私の経験では、きちんとした噛み合わせに治せば、歯を抜かない矯正の方が断然後戻りがしにくいのです。
ちなみに、周りの人で矯正後に後戻りしている人に、矯正治療時に歯を抜いたかどうかを確かめられるといいと思います。
3.きちんとした噛み合わせを作れない
私が歯を抜かない矯正治療をする最大の目的は、歯を抜かないで矯正治療をする方が正しい噛み合わせを作ることができるからなのです。
従来の抜歯矯正が前歯の見た目を重視した治療なのに対して、私の行っている歯を抜かない矯正治療は、正しい噛み合わせを重視した矯正治療なのです。
正しい噛み合わせを作ることによって体調不良が改善し、体にとっても快適な状態を作り出せるのです。
なぁんだ!歯を抜かずに矯正できるんだ!
「一番隠したかった歯並びが、
今では一番自慢したい部分に代わりました!!」
挙式3ヶ月前からのかけこみ!歯列矯正
見えない「矯正器具」で歯列矯正
矯正医院の選び方
「どういう基準で矯正する医院を選べばいいのですか?」
遠方に住む患者様や親せきからもよくこの質問を受けます。矯正治療は一般的に一生に一度しか治療されないでしょう。・・・