大学生が矯正治療を受けるメリットを歯科医が解説|自腹の治療費や治療方法もご紹介します

【監修:青山健一】

大学生が矯正治療を受けるメリットを歯科医が解説|自腹の治療費や治療方法もご紹介します

「歯並びが気になる」「学生のうちに歯列矯正をしておきたい」と考える大学生は年々増えています。
しかし、費用や見た目などさまざまな問題から、矯正治療を始めることに躊躇する大学生も少なくありません。
そこで今回は大学生が矯正治療を受けるメリットや費用・方法など、矯正治療に迷う大学生に知っておいてほしいことをお伝えいたします。

矯正治療を検討する大学生は多い?

矯正治療を検討する大学生は多い?

大人になるにつれ、自分の見た目は気になるものです。特に昨今は、歯並びや歯のきれいさなど歯に対する日本人の意識は高まりつつあります。
だからこそ、歯並びや噛み合わせが気になり矯正治療を考える大学生は少なくありません。

特に大学生になると、就職活動など将来を考える機会も増えます。就職活動社会人になってからのことを見据えて矯正治療を検討する大学生も多いです。
高額な治療費がネックになる大学生の矯正治療ですが、中学生・高校生と比べて大学生は自分の意思で自分のことを決められる機会が増えてきます。

なかには費用を親に頼らず自腹で矯正治療を始めるという大学生もいます。
治療を自分で決断し始められる年齢という点も、矯正治療を検討する大学生が多いひとつの要因です。

大学生が矯正治療を受けるメリット

大学生が矯正治療を受けるメリット

一般的に歯は成長期のほうが動きやすいといわれています。そのため、子供のうちに矯正治療を済ませている人も少なくありません。
しかし、大人になってからでは遅いというわけではありませんし、最近では社会人になってから矯正治療を始める人も多いです。

そして、子供と大人の狭間である大学生の期間は、矯正治療を始めるにはちょうどよい期間という見方もできます。
大学生のうちに矯正治療を受けることにどんなメリットがあるのか解説していきます。

時間的な余裕

大学生は、社会人と比べると比較的時間的な余裕があります。
勉強や部活、アルバイトなど、忙しい大学生もたくさんいるかと思いますが、社会人と比べて時間的な余裕をつくりやすいです。

歯列矯正は、治療期間中は定期的な通院が必要です。そのため、休みが限られている社会人の多くは、通院の機会を設けることに苦労します。
定期的な通院が困難になり治療中の調整が適切にできないと、治療期間が長引いてしまう恐れもあります。

その点大学生は、平日の日中など自由な時間をつくりやすく、効率的な通院ができることでスムーズな矯正治療が可能です。

社会人になる前に治療が完了する

治療を始めるタイミングにもよりますが、大学生で矯正治療を始めると社会人になる前に治療を終わらせることができます。
職業によっては見た目が気になるお仕事もありますし、社会人になり忙しくなってしまうと治療を始められないこともあります。

社会人のなかには、人前に立つ・人と接する仕事のために歯列矯正のワイヤーにストレスを感じる人も少なくありません。
社会人になる前に矯正治療が完了すると、時間的にも精神的にも余裕ができるため、社会人になったときに余計なストレスを抱えにくいです。

自信を持って就活に臨める

自信を持って就活に臨める

歯並びは印象を大きく左右します。きれいな歯並びは清潔感を与えますし、第一印象が大事な就職活動においても軽視できないポイントです。
また、歯並びにコンプレックスがあるために、人前で思いっきり笑えない積極的に話せないなど、消極的な姿勢になってしまう人も少なくありません。

自信のなさは就職活動においてネガティブな要素となります。
もし歯並び・口元にコンプレックスがあるならば、大学生のうちに歯列矯正を済ませておきましょう。自信を持って就職活動に臨めるはずです。

また、留学や海外での就職を考えている大学生で歯並びに問題がある人は、歯列矯正を本格的に検討しておきましょう。
欧米では、きれいな歯並びは当たり前というくらい歯並びに対する意識が高いです。そのため、歯並びの悪さが海外での活躍のネックになることもあります。

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大学生が矯正治療を受けるデメリット

大学生が矯正治療を受けるデメリット

大学生の矯正治療にはたくさんのメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。
どんなデメリットがあるのかもしっかり確認しておきましょう。

治療費が高額

歯列矯正はお金がかかる治療です。治療費が高額なため、まだまだ経済力がない大学生にとっては大きな負担となります。
経済的な理由から治療を始めたくても始められないという人も少なくありません。お金がかかるという点は大学生の矯正治療にとってデメリットといえます。

治療中の見た目

最近ではマウスピース矯正も増えてきましたが、矯正治療の多くはワイヤー・ブラケットを装着する矯正方法です。
歯にワイヤー・ブラケットを装着するため、矯正治療中は少なからず見た目の変化があります。

きれいな歯並びにするためとはいえ、治療中の見た目が気になったり恥ずかしいと思ったりする人もたくさんいます。
どうしても見た目が気になるという場合は、

  • ワイヤーを裏側に装着する裏側矯正
  • 白いワイヤーを使用するホワイトワイヤー矯正
  • マウスピース矯正

など、見た目の影響が少ない治療方法を検討してみましょう。

治療中の痛み

矯正治療中は歯を動かすため、多少なりとも痛みがあります。
個人差はありますが、歯を動かそうとする力の影響で頭痛や顎の痛みなどを感じることもあるかもしれません。

ただし、治療中の痛みは、大学生でも社会人でも変わらずあるものです。社会人になってから矯正治療を始めても痛みは生じます。
治療中の痛みは矯正治療のデメリットではありますが、鎮痛剤を使用したりワイヤーの力を調整することで痛みをやわらげることができます。
痛みが心配な人は、痛みのストレスをやわらげる方法がないか歯科医に相談しましょう。

歯列矯正の治療費は自腹?

歯列矯正の治療費は自腹?

大学生の矯正治療にとって、治療費は大きな負担となります。だからこそ治療費が自腹になるのか気になりますよね。
歯列矯正の治療費に保険は使えるのか解説していきます。

基本的に保険適用外

歯列矯正の治療費は、基本的には自由診療となり保険適用外です。
そのため、病院や治療方法によって治療費も大きく異なりますし、治療費のすべてが自腹となります。

保険適用のケースもある

基本的には保険適用外となる歯列矯正の治療費ですが、厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常にあてはまると、歯列矯正の保険適用が認められます。
簡単にいうと、「審美目的ではなく疾患による歯並びの異常で治療が必要」と認められる場合です。

厚生労働大臣が定める疾患には

  • 唇顎口蓋裂
  • 骨形成不全症
  • 筋ジストロフィー
  • 小舌症
  • 6歯以上の先天性部分無歯症
  • リンパ管腫

などが挙げられます。
このほかにも、歯列矯正の必要が認められる場合に、保険適用の対象となるケースもあります。

ただし、該当する症例でも、保険適用で治療ができる歯科医は、届け出が出されている保険医療機関のみです。
保険適用が気になる場合は、保険適用になるかどうかだけではなく、保険適用の治療ができる病院かどうか確認しましょう。

大学生に多い矯正治療の悩み

大学生に多い矯正治療の悩み

大学生で矯正治療を始めると、さまざまな悩みが生じることもあります。
大学生に多い矯正治療の悩みについて解説していきます。

治療費をどうするか

大学生に多い矯正治療の悩みは、治療費をどうするかという悩みです。
親の援助がある場合は別ですが、治療費を自腹で払うとなると大学生にとっては大きな負担となります。
治療費のためにアルバイトに励む大学生も多いです。

一方で最近では、支払いを分割にしたり医療ローンが組めたりと、大学生でも矯正治療を始めやすい支払い方法を取り入れている歯科医も増えてきました。
親からの治療費援助が難しいという場合も、治療費や支払い方法の相談ができる病院を選ぶことでお金の負担を軽減することができるはずです。

学生生活への影響

矯正治療中の痛みや見た目の変化が学生生活に影響することもあります。
治療中の痛みが、勉強やアルバイト、就職活動の妨げになることもありますし、頑張りたいことに集中できない悩みを抱える大学生も少なくありません。
しかし、将来的なことを考えると、社会人になる前に矯正を済ませておくほうがメリットが多いといえます。

社会に出たときに歯並びに自信が持てると、さまざまなことに前向きに挑戦しやすくなります。
痛みや見た目など、歯列矯正が学生生活に大きな影響を及ぼす場合は、歯科医に相談して解決の糸口を見つけていきましょう。

大学生が歯並びを良くするための方法

大学生が歯並びを良くするための方法

歯並びを良くする方法はひとつだけではありません。歯並びを改善する方法を解説していきます。

ワイヤー・ブラケット矯正

歯並びを良くする代表的な治療方法がワイヤー・ブラケット矯正です。
歯の表面にワイヤーを装着するため、装置が目立つというデメリットもありますが、どんな症例にも対応できるメリットがあります。
歯並びを細かく調整できる、確実な治療結果が得やすい点もワイヤー・ブラケット矯正のメリットです。

最近では、目立ちにくい装置を使用した矯正方法や歯の裏側に装置を装着する矯正方法など、見た目に配慮した治療方法も増えてきました。
装置が目立つことが心配な方でもワイヤー・ブラケット治療を始めやすくなってきています。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピースを使用して歯並びを良くしていく治療方法もあります。
目立ちにくく取り外しができるという点が大きなメリットです。周囲に気付かれずに矯正できるため、マウスピース矯正を希望する大学生もたくさんいます。
しかし、歯並びの状態によってはマウスピース矯正が難しいケースもあります。

また、長時間の装着が必要、食事するたびにマウスピースを外さなければいけないなど、大学生にとってマウスピース矯正は面倒なことも多いです。
ワイヤー矯正よりも治療期間が長引く恐れもありますし、目立つのがいやだからと安易にマウスピース矯正を選ぶことは避けましょう。

大学生の矯正治療は1人で悩まず歯科医に相談

大学生の矯正治療は1人で悩まず歯科医に相談

大学生の矯正治療は、治療方法はもちろん費用や治療期間など気になる点も多く、治療を始めることに躊躇する人も多いはずです。
しかし、大学生の期間は、人生のなかで貴重な時間でもあります。

歯並びにコンプレックスがあるために、学生生活を思う存分に楽しむことができないとしたらとてももったいないことです。
費用や治療期間が心配でも、医師に相談することで自分に合った治療プランを見つけることができます。

大学生の矯正治療は不安なことが多いからこそ、1人で悩まずに歯科医に相談することが大切です。

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まとめ

まとめ

歯並びや口元に自信が持てると、なにごとにも前向きに取り組めるようになります。
社会人になる前に歯並びのコンプレックスを解消しておくことは、将来のための大切な自己投資ともいえます。
大学生で歯列矯正を始めることはメリットがたくさんありますし、歯並びに悩んでいる大学生は前向きに歯列矯正を検討してみましょう。




監修者:銀座青山You矯正歯科グループ 理事長・総院長 青山健一

理事長・総院長 青山健一 1965年 広島県呉市生まれ
1990年 広島大学歯学部卒業
1992年 南青山デンタルクリニック開院
2001年 医療法人社団 健青会 設立
2011年 日本で初めての「部分矯正専門医院」のYou矯正歯科を開設
2021年 You矯正歯科 池袋西口医院開設
2021年 You矯正歯科 広島紙屋町医院開設(銀座、青山等で9医院開院中)
▼総院長ブログ「幸せってなぁに?」もご覧ください。

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