歯列矯正が必要かどうか悩む方へ|歯列矯正が必要なケースや注意点を歯科医が解説

【監修:青山健一】

歯列矯正が必要かどうか悩む方へ|歯列矯正が必要なケースや注意点を歯科医が解説

歯並びや口元が気になるけれど歯列矯正をするほどなの?と、矯正治療を始めるかそのままにしておくか悩む人は少なくありません。
今回は矯正治療が必要かどうか悩む方へ、必要なケースや注意点を解説します。実際に矯正を行う場合はどんな方法があるのか、矯正の種類もみていきましょう。

歯列矯正が必要かどうか悩む人は多い?

歯列矯正が必要かどうか悩む人は多い?

歯並びは多少悪いが生活に支障はない場合や、見た目や噛み合わせの悪さが少し気になるが矯正をするほどなのかわからない。と歯列矯正が必要かどうか悩む人は多いです。
歯列矯正は基本的に自費治療のため、費用がかかることから治療をためらう人も多く、多額の費用をかけてまで歯列矯正が必要なのかと悩む人もみられます。

上の前歯の矯正治療になると見た目の問題もあります。接客業をしていると矯正中は口元が気になるため、仕事の都合上悩むという人も少なくありません。

歯列矯正が必要なケース

歯列矯正が必要なケース

まずは歯列矯正が必要なケースをみてみましょう。矯正治療が必要かどうか悩んでいる人は、ご自身が必要なケースに当てはまるかチェックしてみてください。

歯並びが悪い

歯並びが悪い

歯列矯正を行う基本的な理由として、歯並びが悪いケースが挙げられます。
叢生といったガタガタの歯並びは、見た目の問題だけでなくさまざまなお口のトラブルを引き起こしやすいです。
叢生以外にも前歯が倒れた出っ歯や、歯が生える場所が足りず大きくずれて生えているなど、歯並びが悪い人は見た目だけでなくお口の健康のためにも歯列矯正をおすすめします。

歯並びにコンプレックスがある

歯並びにコンプレックスがある

歯並びや口元にコンプレックスを抱いている人は、矯正治療を行なってきれいな歯並びにすることでコンプレックスを克服できます。
とくに出っ歯・八重歯などの症例は多く、とても歯並びが悪いわけでなくても見た目の問題から矯正治療を行う人も多いです。

コンプレックスは克服することで自信にもつながり、これからの人生を楽しく生きることができます。
歯並びや口元にストレスを抱えて生きるよりも、笑顔で過ごす時間を増やしたい人は矯正を考えてみましょう。

噛み合わせが悪い

噛み合わせが悪い

一部の歯でしかしっかり噛めない・前歯で噛みきれない・噛むと歯が歯茎に当たるなど、噛み合わせが悪い場合も矯正治療が必要になります。
前歯は噛むと普通上の歯が前に出ますが、下の歯が前に出ている状態を反対咬合といいます。受け口ともいわれる反対咬合も、矯正治療が必要な症例の1つです。

見た目はきれいな歯並びでガタガタしていなくても、噛み合わせを矯正治療することで受け口や出っ歯などの口元を治すことができます。

噛み合わせが体調に影響する

噛み合わせが体調に影響する

噛み合わせが悪いため食べ物がしっかりと噛めないなど、食事に支障が出る場合は早めに矯正治療を始めましょう。前歯で食べ物を噛み切れない場合も同様です。
食べ物をしっかりと噛まずに飲み込むと、胃に負担がかかり消化不良・胃痛の原因になります。ひどい場合は胃潰瘍や胃がんになる可能性もあるため、注意が必要です。

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歯列矯正が必要な歯並びの例

歯列矯正が必要な歯並びの例

次に、どのような歯並びなら矯正治療をした方がよいのか、歯列矯正が必要な歯並びの例を詳しくみていきましょう。

ガタガタ歯並び

ガタガタ歯並び

ガタガタと歯が重なっている歯列は叢生と呼ばれ、見た目も気になる人が多く矯正治療が必要な歯並びです。
顎が小さく歯が入るスペースがないことから歯列がガタガタとしているため、治すには歯が入るスペースを作らなくてはいけません。

抜歯をしてスペースを確保することが多く、抜歯で空いた場所を有効的に使って歯列をきれいに並べるのが矯正治療です。
八重歯も歯が入るスペースがないため起こる症例です。ガタガタとした歯並びまでは行かなくても矯正治療をすることができ、治療をすれば改善されます。

出っ歯

出っ歯

出っ歯は口を閉じていても目立つことが多く、改善するには矯正治療が必要です。
歯並びや噛み合わせに問題がなくても、上の前歯が外側に倒れているため出っ歯になっていることもあり、矯正で歯の角度を内側に戻す治療を行います。

出っ歯の原因は上顎が出すぎている上顎前突の場合もあり、歯並びはきれいだけど見た目が出っ歯・猿っぽいなどの場合も、矯正治療で改善することが可能です。
歯並びはきれいで顎も出ていないが上の前歯が大きすぎてビーバーっぽいという場合でも、矯正治療で前歯のみをきれいに治療することもできます。

受け口

反対咬合といわれる受け口・しゃくれは、見た目や噛み合わせなどさまざまな問題があることから矯正治療が必要になります。
下の前歯が上の前歯より前に出ていることで、前歯で噛み切ることが難しく、食事の際に支障をきたすことも少なくありません。

また、受け口は発音しづらい症状も出やすく、食事だけでなく会話にも支障をきたす場合もあるため矯正治療を行って改善しましょう。

開咬

開咬

奥歯で噛むと前歯が開く開咬は、食べ物を前歯で噛み切ることが難しく食事に支障をきたすため改善には矯正治療が必要です。
前歯で噛み切れないことに支障を感じないという人もみられますが、噛み合わせが悪く奥歯に負担がかかる状態が長年続くと奥歯の寿命を縮めます。
奥歯の寿命が縮み、歯の神経が死んだり歯周病になったりする前に、歯列矯正を行って開咬を治しましょう。

悪い歯並び・噛み合わせを放置するリスク

悪い歯並び・噛み合わせを放置するリスク

矯正治療かどうか悩んでいる人は、歯並びや噛み合わせが悪いまま放置してしまっている場合が多いですが、放置すればさまざまなリスクを伴います。
歯並びや噛み合わせが悪いまま放置すれば、歯磨きをしづらく歯垢・歯石が溜まることから歯肉炎・歯周病にかかるリスクが増え、歯茎の痛みを感じやすいです。

歯が重なっていたり大きな隙間があったりして歯磨きしづらい場合は、歯肉炎だけでなく虫歯になる可能性も上がります。
また、出っ歯や受け口は口呼吸になりやすく、放置すれば口の乾燥から虫歯・歯肉炎・口臭など、お口のトラブルの原因にもなるため注意しましょう。

噛み合わせが悪くて食べ物を上手く噛めないことから消化不良となり、長年胃や腸に負担がかかったり栄養を上手く吸収できなかったりすると他の臓器への負担も大きくなります。
このように、歯並びや噛み合わせが悪いまま放置するとたくさんのリスクがあり、新たな問題が出てくることも多いです。

歯並びをよくする歯列矯正の種類

歯並びをよくする歯列矯正の種類

きれいな歯並びにするための矯正治療にはさまざまな方法があります。
歯並びや噛み合わせの状態によって選べないものもありますが、それぞれの特徴を知ることで歯列矯正を行う際に治療の選択肢が増えます。
出っ歯・受け口・ガタガタの歯並びなどの歯並びをよくする歯列矯正の主な種類をみていきましょう。

ワイヤー・ブラケット矯正

ワイヤー・ブラケット矯正

矯正治療というとイメージが強いのがワイヤー・ブラケット矯正です。歯の表面にブラケットという装置を着けてワイヤーを通し、歯並びの矯正を行います。
装置は取り外しできないため24時間着けっぱなしになり、症例にもよりますが大体の治療期間は2~3年できれいな歯並びにすることが可能です。

前歯の歯並びを治療する場合、ブラケットやワイヤーは金属のため目立つといったデメリットがあります。
しかし、最近は透明なブラケットや白いワイヤーを使う矯正歯科もあり、金属装置を着けるほど目立つことなくワイヤー・ブラケット矯正を行うこともできます。

裏側矯正

歯の裏側に矯正装置を着ける裏側矯正という方法もあり、前歯の歯並びをきれいにしたい場合でも装置が目立たずに矯正治療できることが裏側矯正のメリットです。
しかし、歯の裏側(内側)に矯正装置を着けることで、舌に当たって気になる・汚れが溜まりやすい・喋りづらいなどのデメリットもあります。

普通のワイヤー・ブラケット矯正よりも技術が必要になるため費用も高くなります。
そもそも裏側矯正は扱っていないという歯科医院もあるため、気になる場合は歯科医に相談・確認してみましょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

目立たない矯正装置がよい場合は、マウスピース矯正がおすすめです。マウスピースは透明のため、装着していても目立ちません
取り外しが可能のため、歯磨き・食事の際は装置を外して普段通りに行ってOKです。マウスピースをお手入れする手間はありますが、洗浄剤に付けるだけなので簡単に行えます。

マウスピース矯正はメリットが多いですが、ガタガタの歯並びなど重度の歯列不正には対応が難しいです。
また、取り外しできるため矯正装置の装着時間が短くなることから、治療期間が長くなり費用が多くかかることも少なくありません。

歯列矯正を検討する際の注意点

歯列矯正を検討する際の注意点

歯列矯正が必要かどうか悩んでいる人は、矯正を検討する際の注意点をあらかじめ知っておきましょう。
いざ、矯正治療を始めようと思っても注意点を知らずに始めてしまうと、治療寸前・治療途中に慌てたり後悔してしまったりすることもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

スケジュールが合うか

スケジュールが合うか

矯正治療は単発的な治療ではありません。2年ほどはかかり、長ければ4年ほどかけて歯並びを治す人もいます。
長期間装置を着けなければならず、矯正装置を着けている期間は定期的に歯科医院にも通わなければなりません。
そのため、歯列矯正を検討する際は長期的なスケジュールが合うかを考えましょう。

とくに大人になってからは、留学・転勤・出産などがあると歯科医院に通うことが難しくなります。
人生は何が起こるかわかりませんが、歯列矯正の途中でスケジュールが合わずに通えなくならないよう、あらかじめ分かる範囲で都合を合わせた上で矯正治療を始めましょう。

希望する治療方法を扱っているか

矯正治療にはさまざまな種類がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
方法や期間などが違うため、自分はどの矯正治療をしたいのかをきちんと考え、希望の治療方法を決めましょう。

歯科医院によって矯正治療の方針や扱っている方法が違います。
自分が希望する治療方法を扱っている歯医者で矯正治療を始められるよう、あらかじめ自分の希望を考えておくと検討しやすいです。

しっかり説明してくれる歯科医か

しっかり説明してくれる歯科医か

歯列矯正は費用も多くかかり、症例によってはトータル100万円ほどかかることもあります。
治療方法・期間・費用・など、矯正治療についてしっかり説明してくれる歯科医を選びましょう。

とくに、費用については部品代のみの説明になっていないかを確認してください。矯正治療は装置の部品代だけでなく、メンテナンス代として毎回来院時にかかるお金もあります。
1度にかかる料金は多くありませんが、塵も積もれば山となるため大体毎回いくらくらいをどのくらいの頻度でかかるのかなどを確認しましょう。

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歯列矯正が必要かどうか悩んだら歯科医に相談しよう

歯列矯正が必要かどうか悩んだら歯科医に相談しよう

歯並びや口元が気になるけれど矯正治療をするほどかと悩む人は多く、コンプレックスを抱えながら生きている人も少なくありません。
多少の歯並びの悪さや口元の問題でも、矯正治療をすればもっと美しいスマイルやフェイスラインになります。

費用・期間・見た目などさまざまな問題もありますが、矯正治療を少しでも考えている場合は気軽に歯科医に相談してください。
相談し説明を受けて納得できなければ、治療を始めずに辞めてもOKです。まずはカウンセリングから受けて考えてみましょう。

まとめ

まとめ

矯正治療はさまざまな注意点があり、メリット・デメリットもあります。しかし、歯並びや口元がきれいになれば、自信が付き今以上に笑顔でいる時間を増やせます。
コンプレックスやストレスを抱えていたり、少しでも歯並びが気になるようなら矯正治療を考え、当院やお近くの歯科医院で相談してみましょう。

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