インビザラインの交換日数を歯科医が解説|交換日数を決めるポイントや治療中の注意点もご紹介

【監修:青山健一】

インビザラインの交換日数を歯科医が解説|交換日数を決めるポイントや治療中の注意点もご紹介

インビザライン矯正による治療ではマウスピースをいちいち交換するのが面倒だと思っていませんか。
マウスピースの交換はおおむね2週間ごとで、短くても1週間です。交換日数は治療を始めるときに決まっているため面倒ではありません。
マウスピースの交換日数がどのように決まるのか、交換日数を決めるポイントや治療中の注意点をご紹介します。

インビザラインの交換日数はどれくらい?

インビザラインの交換日数はどれくらい?

インビザライン矯正は一定期間ごとにマウスピース型のインビザラインという矯正装置を交換しながら歯を目的の方向に移動させる矯正方法です。
そのインビザラインひとつでは歯を0.25ミリほど移動させられます。また、歯を無理なく移動できるのは1ヶ月に1ミリ程度です。

現状の治療法では交換日数は約2週間に設定している歯科医院が多いですが、1週間を限度に短縮も可能です。
インビザラインの交換日数は治療前の歯並びや年齢にも影響されます。歯科医の治療方針に従って交換日数を決めることになります。

インビザライン矯正が始まるまでの流れ

インビザライン矯正が始まるまでの流れ

インビザライン矯正ではマウスピース型のインビザラインを使用することは分かっていても、どのように治療を進めるのかあまり理解できていないのが現状です。
治療が始まると長い期間インビザラインを装着することになりますが、患者がするべきことはインビザラインを装着すること以外は多くありません。

インビザライン矯正では治療に入るまでが大事な期間です。治療が始まるまでの流れをご紹介します。

問診

問診

インビザライン矯正を始めるにあたり最初に行うのが問診です。問診は診察というよりカウンセリングと思ってください。
初めての矯正治療では患者は不安でいっぱいです。問診は不安を取り除いて安心して治療に進むための機会だととらえましょう。

歯を抜くのか・歯を削るのか・痛みはあるのか・費用はどれくらいなど、治療に対する疑問や不安を納得するまで確認してください。
簡単な歯並びの確認と虫歯や歯周病など口腔内の状態をチェックし、治療方法や治療期間の説明があります。
治療に対する疑問や不安を取り除き治療方針にも納得するまで確認することが大切です。すべて納得してから次の段階に進みましょう。

精密検査・治療シミュレーション

治療方針が決定すると精密検査が行われます。パノラマとデンタルのレントゲン撮影や口腔内の写真撮影です。
口腔内写真は歯並びを正確に把握するために、口腔内をスキャンしながら全体を撮影します。スティック型のカメラを口の中に入れるだけの作業で、型どりのような患者の負担はありません。

レントゲンや口腔内のスキャンデータはインビザライン開発元のアライン・テクノロジー社に送られ、治療シミュレーションのための動画・3Dモデルが作成されます。
作成された3Dモデルは治療する担当歯科医に送信され、具体的な治療計画が立てられます。

アライナーの製作

アライン・テクノロジー社で作成された3Dモデルは、担当歯科医によって患者の歯並びと照らし合わせて微調整が行われます。
治療計画に納得し3Dモデルの微調整が終わると再びデータがアライン・テクノロジー社に返されてアライナーの制作です。

アライナーはマウスピース型のインビザラインで、治療が終わるまでのすべてのアライナーが一括してアライン・テクノロジー社で作られます。
精密検査を行ってからアライナーが歯科医に届くまでは約1ヶ月~1ヶ月半ほどです。

治療開始

アライナーが届くと治療が開始されます。治療に必要なアライナーはすべて歯科医院に保管されます。
アライナーをどのようにして患者に渡すかは歯科医の判断です。交換のたびに渡される場合やすべてが患者に渡される場合もあるため、歯科医の方針に従ってください。

最初はアライナーの装着方法の練習をします。さらにアライナーの取り扱いや治療中の注意点などの説明があります。
特に、装着時間は治療の成果を大きく左右するため厳守が必要です。

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インビザラインの交換日数を決めるポイント

インビザラインの交換日数を決めるポイント

インビザライン矯正で装着するアライナーは2週間ごとに交換するのが一般的ですが最短で1週間まで短縮することが可能です。
交換日数を決めるポイントは、歯並びの程度装着時間年齢が関係しています。最初に示された治療計画はこれらの要素が考慮されて作成しています。

治療計画に沿った治療の先にはきれいな歯並びが待っているため、個人の判断で交換することはしないで歯科医の指示に従いましょう。

歯並びの程度

歯並びの程度

交換日数は歯並びの程度によって変わります。すなわち歯をどれだけ動かさなければならないかで変わるのです。
単純な出っ歯のように斜めになっている歯をまっすぐに立てる場合は、歯根の動きが少ないため交換日数は短くなります。

ガタガタ歯並びやすきっ歯を矯正する場合は歯根を大きく移動させなければならないため、交換日数が長くなります。
歯並びの程度によるインビザライン交換のタイミングは、3Dモデルのシミュレーションで調整されて患者ごとに異なるため歯科医の指示に従ってください。

装着時間

治療中はインビザラインを1日20時間以上装着することが最低限の条件です。この装着時間が変わると交換日数にも影響がでます。
標準の装着時間よりも長い場合は交換日数が短くなる場合があります。一方何らかの都合で標準時間より短くなってしまった場合は交換日数も長くなる可能性が大きいです。

通院の際に装着状況を聞かれます。治療の成否に関係するため正直に報告しましょう。
交換日数を少しでも短くしたい場合は、インビザラインをしっかりと装着することがおすすめです。

年齢

インビザラインの交換日数は年齢によっても変わる傾向にあります。歯が移動する速さは代謝に依存するといわれています。
歯の移動は、歯を支えている歯槽骨が吸収と再生を繰り返すことで行われますが、代謝が良いと歯の移動も速くなるのです。

つまり、年齢を重ねることで代謝が落ちるとインビザラインの交換日数も長くなる傾向にあります。
交換のタイミングは一人ひとり異なるため、勝手な判断で交換せずに歯科医の指示に従うことが大切です。

交換日数と治療期間の関係性

交換日数と治療期間の関係性

当然ですが、インビザラインの交換日数が短くなれば治療期間も短く済みます。しかし、人の歯は動かせる距離が決まっています。
1ヶ月に約1ミリが移動できる距離です。インビザライン矯正ではひとつのインビザラインで動かせるのは約0.25ミリです。

歯並びの状態や年齢などから交換日数を短くできれば、ひとつのインビザラインの交換日数が最短で1週間に設定できます。
インビザラインの総数は最初のシミュレーションで決まるため、ひとつのインビザラインの交換日数を短くできれば全体の治療期間も短くできます。

インビザラインによる矯正治療の注意点

インビザラインによる矯正治療の注意点

インビザライン矯正は矯正装置を装着するまでの負担が少ないことや矯正装置を装着している間も痛みが少ない治療法です。
また審美性があるため、矯正装置が目立ちやすいからと治療を迷っている人にも始めやすい治療方法です。
しかし、手軽な治療法とはいえ注意しなければならないこともたくさんあります。治療効果を高めるためにも歯科医から説明される注意点をしっかりと守らなければなりません。

装着時間を守る

装着時間を守る

インビザライン矯正では矯正効果を確実に出すために1日に20時間以上インビザラインを装着します。
原則1日中装着します。インビザラインを外して良いのは食事をしているときと歯磨きをしているときだけです。
治療効果を期待するにはインビザラインの装着時間を正しく守ることが大切です。装着時間が短くなると予定どおりに治療が進まなかったり、最悪の場合後戻りすることになります。
後戻りした場合にはインビザラインを作り直すこともあるため注意が必要です。

食事と歯磨きのときは外す

インビザラインは食事をするときは外します。硬い食べものを食べるときに誤ってインビザラインを傷つけることがあります。
歯磨きのときにも外しましょう。インビザラインは歯を覆っているため装着したままでは正しく歯を磨くことができません。インビザラインが邪魔になって食べかすや歯垢が落とせません。

また、色移りの原因にもなります。インビザラインは審美性の高いマウスピースであるため色移りがあると折角の審美性が台無しです。
飲みものは注意しましょう。インビザラインを付けたまま飲んで良いのは水だけです。ほとんどの飲みものに入っている糖分が着色や変色の原因になります。

紛失に気をつける

インビザラインは一時的に外すことがあります。外すことがあればうっかりで紛失することがあるのです。
食事中や歯磨きでインビザラインを外すときは、決めておいた専用のケースに保管して紛失を防ぎましょう。

インビザラインの予備はありません。紛失した場合は、再度制作が必要になり治療期間が延びることになるため注意しましょう。
再度制作するには時間がかかるため、ひとつ前のアライナーを装着して歯の後戻りを防止することもあります。

長期間外した場合の交換日数への影響

長期間外した場合の交換日数への影響

インビザライン矯正ではインビザラインの交換日数が治療期間に影響することは説明しましたが、インビザラインを長期間外した場合も交換日数や治療期間に影響がでます。
交換用のインビザラインを持たずに旅行や出張に出かけたりインビザラインを紛失したり虫歯や口内炎ができたりしてインビザラインを装着できない場合です。

ひとつのインビザラインでは一定の移動距離とその距離を移動させるための装着日数を想定しています。
長期間外した場合は想定した距離が移動できなくなるため、さらに多くの日数の装着が必要になります。

インビザラインの不安は歯科医に相談して治療をスムーズに進めよう

インビザラインの不安は歯科医に相談して治療をスムーズに進めよう

初めての矯正治療では不安に思うことでいっぱいです。矯正治療では最初にカウンセリングを受けます。
治療方法はどうする・治療期間はどれくらい・痛みはないのか・矯正装置は目立たないのか・費用はどれくらいかなど不安に思うこと疑問に思うことはこの段階で相談して解決しておきましょう。
無料で相談できる歯科医院もたくさんあるため、気軽に相談して治療をスムーズに進めましょう。

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まとめ

 

まとめ

インビザライン矯正の治療期間は約2年~3年です。ひとつひとつのインビザラインの交換日数も気になりますが、長い期間の治療を覚悟してください。
まずは予定した期間内に治療を終わらせるようにしましょう。そのためには装着時間を守ることが大切ですが、口の中を清潔にすることはもっと大切です。

虫歯ができたり口内炎になったりすると長期間インビザラインを装着できなくなり治療期間が延びることになります。
治療中の注意事項を守り口の中を清潔にして計画通りに治療を終わらせましょう。

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