乳歯のすきっ歯は問題ないのか歯科医が解説|乳歯にまつわる不安や隙間がある方がよい理由もご紹介します

【監修:青山健一】

乳歯のすきっ歯は問題ないのか歯科医が解説|乳歯にまつわる不安や隙間がある方がよい理由もご紹介します

ちいさなお子さんがいるお母さんから、「子どもの歯が隙間だらけなんですが大丈夫でしょうか。」という声をよく聞きます。
初めて生えてきた歯を乳歯、4歳から8歳ぐらいまでの間に生え変わった歯を永久歯と呼びます。乳歯のすきっ歯について不安を感じる親が多いです。

見栄えもよくないすきっ歯ですが、実は乳歯の隙間がないと歯並びに影響することがあります。乳歯のすきっ歯をきちんと理解して正しい対処をしてあげましょう。

乳歯はすきっ歯でも問題ない?

乳歯はすきっ歯でも問題ない?

乳歯はすきっ歯でも問題ありません。人間の成長期は、幼児期から学童期、思春期と分かれています。
2歳頃から下の歯が生え始め、3歳頃にはきれいに生えそろいます。ちょうど離乳食を食べたり言葉も話せるようになってくる頃です。

乳歯は幼児期の歯で、乳歯が生えそろった時はあまり隙間はなかったのにだんだん目立って来ます。これは、子どもの顎が発達し大きくなっている証拠です。
かえって乳歯に隙間がないまま成長すると、顎が未発達という事も考えられます。

学童期は6歳から12歳頃です。丁度この時期に乳歯がなくなり永久歯に生え変わります。もちろん個人差はありますから心配しないでください。
乳歯は柔らかくて虫歯にもなりやすいため気を付けましょう。

乳歯の特徴

乳歯の特徴

乳歯の特徴は、白くてとても小さいです。永久歯と比べると柔らかくて折れやすく生後6ヵ月後ぐらいから生えてきます。
3歳までには乳歯が全部生え揃い、母乳から離乳食へと食事が変わります。顎や歯の発達にあわせて適切な食事をしていかなくてはいけません。

人間は骨や顎が発達してから歯が成長するため、乳歯も顎や頭の骨が成長していくにつれて大きくなります。
乳幼児期は免疫力があまり強くありません。口の中も細菌感染しやすく、スプーンを共有するだけで乳歯が虫歯になる事もあります。

乳歯の本数

乳歯の本数は、上下の歯が10本ずつで合計20本生えてきます。永久歯は個人差がありますが合計32本生えるため、乳歯は本数が少ないです。
乳歯の本数が永久歯よりも少ないのは、上下左右の奥歯の骨がまだ発達してないからです。

乳歯は顔の中心から左右に5本ずつ生えてきます。そのため乳歯には奥歯がありません。奥歯は乳歯の生え変わりと同時に永久歯として生えてきます。
奥歯がないのは、嚥下という飲み込む能力が咀嚼する能力よりも先につくからです。体は顎が発達してから歯が生えるようにつくられています。

生え揃う時期

生え揃う時期

乳歯が生え揃う時期は、個人差はありますが3歳くらいまでといわれています。最初の歯は生後6ヵ月から生えはじめるのが一般的です。
真ん中の下の歯が2本生えると上の歯が生える様に順番がある程度決まっています。これは成長に応じて咀嚼が必要になる部分から生えてくるからです。
3歳ぐらいには乳歯が生え揃うといわれていますが、遅くても問題ありません。骨の発達には個人差があります。

乳歯で親が心配になりがちなこと

乳歯で親が心配になりがちなこと

子どもの乳歯は親にとっても初めての歯で、周りと違うと心配する人は大勢います。ここでは、子どもの乳歯で親が心配になりがちなことをご紹介します。
決して1人で悩まずに専門家に相談してください。

なかなか生え揃わない

なかなか乳歯が全部生え揃わないと心配する気持ちはわかります。子どもの成長で常に頭にいれておきたいのは、一人一人違うということです。
年齢が同じでも体質や環境で成長は異なります。乳幼児の骨の成長は、母乳や粉ミルクの栄養はもちろん睡眠時間なども大切な要素です。

その他ビタミンDなどは日光浴からも生成されます。あまり神経質にならないように、そのかわり定期健診をしっかり行い専門家の意見を聞きましょう。

歯の形や大きさ

歯の形や大きさ

乳歯の歯の形や大きさであまり心配する必要はありません。ただし生えてきた乳歯の色が変わってくるなどは細菌感染かもしれません。
生えてきた歯は虫歯になりやすいため、毎日洗浄しましょう。乳歯を傷つけないように力をいれずに磨いて下さい。

骨がきちんと形成されているかどうかは、歯以外にも影響するためすぐわかります。定期健診は忘れずに受けましょう。

隙間がある

乳歯がきれいに生え揃ったのに、だんだん隙間ができてくるのは顎が発達している証拠です。人間を含む哺乳類にしかない歯の隙間を霊長空隙(れいちょうくうがい)といいます。
乳歯は永久歯よりも本数が少なく、新しい永久歯が生えてくるために乳歯の隙間は寧ろ必要です。
乳歯の隙間を心配する事はありません。気になるようでしたら、早めに担当医に相談してみましょう。

虫歯にならないか

虫歯にならないか

乳歯が虫歯にならないか心配する人は多いです。虫歯にならないようにするために、常に哺乳瓶やスプーンの洗浄を心がけてください。
乳幼児は免疫力がまだついていないため、細菌に感染しやすい時期です。たとえ大人が平気でも、乳幼児の体調は不安定になります。

何事もやりすぎはよくありません。過剰な心配はかえって問題をつくりやすくするだけです。対処法はいくらでもありますから心配しすぎる必要はありません。

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乳歯に隙間がある方がよい理由

乳歯に隙間がある方がよい理由

乳歯に隙間があると、見栄えもわるく独特な表情になるため心配になるのはごもっともです。しかし、歯学の知識が少しでもあると理由は簡単です。
余計な不安を取り除くためにも、専門家からのアドバイスを受けたり日頃の情報収集をしておきましょう。

永久歯が生えるスペース

個人差によって違いはありますが、乳歯が生えそろってから永久歯に生え変わるまで約3年ほどかかります。この間、骨はどんどん成長し歯も肥大します。
永久歯が生えるスペースは最初から作られているわけではありません。乳歯が生えた後さらに顎の骨が発達するからです。

食べ物を咀嚼できるようになると、きれいに生えていた乳歯に隙間ができます。これが霊長空隙(れいちょうくうがい)と発育空隙です。
どちらも歯の隙間の事で、これがないと永久歯の生え方に問題が生じる場合があります。

歯磨きが行き届く

歯磨きが行き届く

乳歯に隙間があると、歯間掃除がしやすいため虫歯になりにくい状態といえます。デンタルフロスでの歯の洗浄や乳歯用の歯ブラシなどで丁寧に磨きましょう。
特に5歳から6歳頃には永久歯に生え変わり混合歯列期に突入します。子どもが虫歯になりやすい時期です。大人の仕上げ磨きを忘れずにしてください。

歯磨きはできるから、と子供が5歳あたりから磨き残しチェックをしなくなるご両親もいますが、磨きのこしが原因で虫歯になる可能性は非常に高いです。
小学校入学前に、歯の検査を受けて治療しておくのがおすすめです。

隙間がないと永久歯の歯並びに影響すること

隙間がないと永久歯の歯並びに影響すること

乳歯の隙間がないと永久歯の歯並びに影響することは非常に考えられます。近年骨や筋肉の発達が遅れて隙間がない子どもが増えています。
原因は、乳歯が生えた後の食生活です。柔らかい食べ物ばかりを食べたり、栄養が偏ってしまうと骨が正常に発達せず歯に影響がでます。

また、乳歯の噛み合わせが悪い、歯が生えてこない場合も理由は同様です。永久歯が生えてくる前に歯科医に相談しましょう。

子どもの矯正治療のタイミング

子どもの矯正治療のタイミング

子どもの矯正治療は、早ければ早いのがよいのかというとそうではありません。
乳歯に矯正治療はおすすめできませんし、矯正治療をおこなっても癖がなおらないと元に戻る事もあります。
子どもの行事などで忙しくなってくるとつい蔑ろになってしまいますが、大人になってから困らないようにするためにもタイミングは知っておくと便利です。

混合歯列期

混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混合して生えている5歳から6歳の間から始まり12歳ぐらいまでに生え揃います。
永久歯の生え始めや混合歯列期は個人差はもちろん男女の差もあるので、なかなか歯が生えてこなくても心配しないでください。
混合歯列期は、矯正治療のタイミングとして非常によい時期だと考えてください。なぜなら、その後になると顎の骨は固まってくるからです。

永久歯が生え揃ってから

永久歯が生え揃ってから

永久歯が生え揃ってから矯正をするのがベストとお考えの方が多いです。
すでに生えた永久歯は、歯並びが悪いままほっておいてはいけません。なぜなら、変な癖がついたり顎や舌の筋肉にも影響するからです。

奥歯をいれて完全に生えそろうまでに6年はかかります。その間、歯の位置が正しくないまま食事をすると咀嚼力が弱く、消化にも負担をかけます。
永久歯への生え変わりの期間がベストタイミングです。歯並びが悪いと感じたらすぐに矯正専門の歯科医に相談しましょう。

歯科矯正は混合歯列期以降は早めに対処することをおすすめします。歯並びの悪いまま生活すると、体の他の部分に影響がでるからです。
歯科医の中でも永久歯が生えそろってからという方がいますが、咀嚼力が弱ったままだと消化や栄養の吸収しにくくなります。

正しい最新の情報を得るために下記の無料相談は使いやすいです。成長が著しいお子さんのためにも思い立ったらまずは聞いてみましょう。

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乳歯の歯並びの不安は信頼できる歯科医に相談

乳歯の歯並びの不安は信頼できる歯科医に相談

乳歯の歯並びが悪いからといって、過剰な心配は必要はありません。しかし、正しい知識と対処法は常に知っておくべきです。
乳歯の扱いが悪ければ、虫歯にもなるリスクを高めてしまいます。早めの相談と適切な治療を受けることが大切です。
矯正治療を始めるのが遅いと、歯並びの状況によっては隙間をつくるために歯を抜くという治療をします。

その時点では最善の治療となりますが、もっと早めに相談できていたら抜かなくても良かったという症例がたくさんあります。
乳歯列の歯並びが悪いと感じたら、迷うことなく矯正歯科医に相談してください。早ければ早いほどお子さんの将来は明るくなります。

まとめ

まとめ

乳歯のすきっ歯が問題かどうか、少し理解できたと思います。また永久歯と乳歯が入り混じった混合歯列期も大切な期間です。
手遅れにならないうちに、早めに対策をたてて矯正治療をうければ、負担はずっと少なくてすみます。

歯は、呼吸や消化にも関係する大切な体の組織です。日頃から相談できる歯科医はみつけておくことをおすすめします。
適切な判断と、正しい知識を身につけてお子さんの歯を守りましょう。




監修者:銀座青山You矯正歯科グループ 理事長・総院長 青山健一

理事長・総院長 青山健一 1965年 広島県呉市生まれ
1990年 広島大学歯学部卒業
1992年 南青山デンタルクリニック開院
2001年 医療法人社団 健青会 設立
2011年 日本で初めての「部分矯正専門医院」のYou矯正歯科を開設
2021年 You矯正歯科 池袋西口医院開設
2021年 You矯正歯科 広島紙屋町医院開設(銀座、青山等で9医院開院中)
▼総院長ブログ「幸せってなぁに?」もご覧ください。

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