失敗しない矯正歯科の選び方を医師がご紹介|矯正前にチェックしたいことを詳しく解説

【監修:青山健一】

失敗しない矯正歯科の選び方を医師がご紹介|矯正前にチェックしたいことを詳しく解説

歯並びを矯正したいと思っても何を基準にして歯科医院を選べばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。
矯正歯科治療は2~3年と長期の治療になりますので信頼できる先生と矯正装置がある歯科医院を選ばなくてはなりません。
そこで今回は矯正を考えている人に向けて歯科医院の選び方・チェックしておきたいことを解説していきます。

失敗しない矯正歯科の選び方

失敗しない矯正歯科の選び方

矯正の認定医がいない歯医者で矯正を行ってしまい矯正治療をやり直すという話も珍しくありません。
歯医者選びを間違えると歯並びが治らなかったり費用が高くなってしまったり、トラブルになるケースが多くあります。

しかし、矯正治療をしたいと思ってもたくさんある歯科医院のなかで何を基準に選べばいいか迷うのではないでしょうか。
そこで今回は歯科医院を選ぶ際のポイントを4つ紹介していきます。簡単に確認することができますので是非参考にしてみてください。

観点①丁寧な説明か

観点①丁寧な説明か

基本的なことですが小さな疑問や質問に対して丁寧に対応してくれる歯科医がいるところを選びましょう。
患者さんの話をしっかりと聞いてくれる歯科医がいなければ信頼して治療を任せることはできません。

観点②歯科のホームページは医療機関のガイドラインを遵守しているか

日本矯正歯科学会には「ホームページガイドライン」というものがあります。
これは歯科医療に従事する者が広告を行う際には医療広告法を順守しなければならないということが記載されています。
医療機関としてのガイドラインを守っているかどうかの判断材料になるものです。

観点③矯正料金は適当か

観点③矯正料金は適当か

矯正治療を受ける際には治療方法や期間はもちろん、費用の内訳もあらかじめしっかりと開示してくれる歯医者を選びましょう。
また、矯正治療には装置を使用した場合にも追加費用が発生することがあります。

医院によっても料金設定は違いますのでしっかり説明してもらいましょう。
その上でネットや他の医院にも確認して提示された矯正料金が適正かどうか確認することが大切です。

観点④矯正歯科の評判

実際に患者さんとして通院をした知人がいると一番いいですが、医院の評判はネットでも確認することができます。
治療中のトラブルやその後の対応など満足のいくものだったのかどうかを聞くことで歯科医の善し悪しが判断できます。
こうしたさまざまな観点に基づいて信頼できる歯科医を選ぶことが矯正治療には欠かせないのです。

観点①丁寧な説明か

観点①丁寧な説明か

丁寧な説明とはどういうものでしょうか?
言葉使いや態度はもちろんですが、そのほか注意しておきたいポイントを解説します。

矯正のデメリットを説明しない

歯科矯正を行うことで得られるメリットはたくさんあります。
特に悩みやコンプレックスが解決されるのでいいこと尽くしのようにも感じますが、矯正治療にももちろんデメリットがあります。

デメリットの説明がなく、いいことばかり伝えてくる歯科医を信頼することは難しいといえるでしょう。
メリットとデメリットの説明をしっかりとした上で、どうデメリットと向き合っていくかが重要です。
説明を受けるときにはそのあたりを意識して話を聞いてみるのもいいでしょう。

矯正装置の差異を説明しない

矯正装置の差異を説明しない

矯正装置によって治療期間・費用・使用感の違い、それぞれのメリット・デメリットの説明が無い歯科医院は避けたほうがいいでしょう。
例えば、矯正が目立つことに抵抗がある方はマウスピース型矯正装置を使ったほうがいいのですが、その場合決められた装着時間を守らないといけないという制限があります。

このように装置や矯正方法によって生活にも影響を及ぼすため知らずに選んでしまうと後々苦労してしまうのです。

矯正歯科の症例数が少ない

過去の症例の数も一つの判断材料になります。どういった治療をしてきたか確認することで歯科医への信頼感が生まれます。
また、豊富な知見・ノウハウ・実績を確認することでイレギュラーな事態でも対応してもらえるでしょう。

症例の確認は実際に聞いてみるのも手ですがホームページで事前に確認することもできますので参考にしてみてください。

観点②歯科のホームページは医療機関のガイドラインを遵守しているか

観点②歯科のホームページは医療機関のガイドラインを遵守しているか

日本矯正歯科学会が定める医療機関のガイドラインを遵守しているかどうかも確認したいポイントです。
患者に誤解を与えることが無いように表現や説明方法は定められており、認定医であれば理解していなければなりません。
それでは医療機関のガイドラインについてみていきましょう。

ガイドラインに掲載NGの表現が使われている

ガイドラインには誤解を与えないようにNG表現が存在します。
特に装置の説明が不足していたり、料金の説明がわかりにくかったりするホームページには注意が必要です。
少しでも疑問がある場合は、問い合わせるか別の歯科医院を選んだほうがいいでしょう。

コンプライアンスが無い表現が使われている

コンプライアンスとは法令順守のことです。
こちらもガイドラインに定められており厚生労働省から発表された「医療法施行規則」に基づいてホームページが作られていなければなりません。

「リスク・副作用について」がしっかりと記載されていて、真摯に説明がされている歯科医院を選びましょう。

観点③矯正料金は適正か

観点③矯正料金は適正か

矯正治療にかかる費用は自費です。そのため、基本的には医院が定めた料金設定になるので歯科医院によって掛かる費用が異なる場合があります。
矯正料金が適正かどうか見極める方法について解説します。

治療費が明らかに高額

治療費が明らかに高額な場合はきちんと明細を確認しましょう。
もちろん、高額=悪徳ではありませんが、高い治療方法ばかり勧めてくる歯科医には注意が必要です。
歯科矯正は一般歯科とは違い長期の治療となるため、費用も含めて治療方法の相談に乗ってくれる歯科医を選ぶことが重要です。

特に歯科矯正は治療方法にも種類があるので、どういった装置を使用してどれくらい掛かるのか説明をしてくれる歯科医を選びましょう。

具体的な費用の説明が無い

具体的な費用を説明してくれない場合は注意が必要です。前述したとおり歯科矯正のための装置や治療方法には種類があります。
どういった治療にどれくらい掛かるか提示しない医院は、認定医がいなかったり実績が少なかったりするなど問題がある可能性があるからです。

認定医であれば初回の検診時におおよその治療内容と期間が分かるので説明をしてくれるはずです。
費用など十分納得のいく説明ができてから治療をするか決めましょう。

観点④矯正歯科の評判

観点④矯正歯科の評判

矯正歯科の評判を測る一つの指標としてネットの口コミも参考にしてみましょう。
それでは具体的に矯正治療を受けるかどうかの重要な判断材料となる矯正歯科の評判について解説していきます。

矯正歯科の実績が豊富であること

矯正歯科の実績が豊富であること

近所の歯科医院ならある程度、評判を耳にするかもしれませんがそうでない場合はネットの口コミが参考になります。
ホームページなどから歯科医の矯正歯科の実績を確認することができます。
どういった治療ができるかという目安になることはもちろんのこと、症例が多いということは様々な状況に対応してきたということです。

過去の実績からイレギュラーな事態に陥ったとしても豊富な知見・ノウハウから適切な処置をしてくれますので安心して治療を任すことができるでしょう。ホームページに過去の実績の記載がなければ相談に行った際に教えてもらうことをおすすめします。

担当医は矯正の専門医であること

矯正歯科は歯科の中でも専門分野になり、虫歯治療などの一般歯科と違い専門の大学院で学ばないといけません。
そのため、日本矯正歯科学会の認定医の医師たちも5年以上大学院でさらに勉強をしています。
その後、矯正認定医試験を受験して初めて認定医になることができます。

それくらい矯正には専門知識が必要になりますので矯正を受けようとしている歯科医院に専門医がいるかどうか確認しましょう。
医院に問い合わせするかホームページを見て確認をするとよいでしょう。

矯正前にチェックしたいこと

矯正前にチェックしたいこと

初めて矯正治療を受ける場合治療方法・期間・費用などに不安を感じる人は多くいます。
矯正治療は治療期間が長期になり場合によっては抜歯も必要です。診察前に自分の生活状況をしっかり把握してから受けることをおすすめします。
それでは矯正前に自分でできるチェックポイントについて紹介しましょう。

歯並びの気になる箇所

まずは鏡を見て歯並びを確認してみましょう。
歯列矯正は歯を動かして歯並びをよくする治療になりますので基本的には歯並びが悪くなければ受ける必要はありません。

しかし、歯並びが悪くなくても顎関節症・歯の割れ・歪みを予防する治療もあります。
鏡で自分の歯並びを確認する際に顎に違和感がないか、歯自体におかしなところはないかなども確認するとよいでしょう。

歯列矯正で一番治したいこと

歯列矯正をすることで虫歯・歯周病の予防や、口内の健康を維持することにつながります。
しかし、歯列矯正を受ける人が一番治したいと考えているのが「見た目の改善」のようです。
歯並びが悪いと笑顔にコンプレックスを抱く人も少なくないのです。
そうした方は歯列矯正をすることで自分に自信が持てるようになります。

顎関節の痛みの有無

顎関節の痛みの有無も確認しましょう。
特に以前に比べてかみ合わせに違和感がないか・口を真っ直ぐ開けられない・口を開けるときに痛みが無いか、など矯正治療の際に相談に乗ってもらえます。
歯並び以外でも気になるポイントは是非確認しておくといいでしょう。

歯列矯正を行う場合は慎重に歯医者を選ぶことが重要

歯列矯正を行う場合は慎重に歯医者を選ぶことが重要

歯列矯正は患者と歯医者が協力しなければ良い治療することができません。なぜなら治療は長期に渡り費用もかかるからです。
また、人によってはストレスを感じることもあります。

そのため患者と歯科医がお互い前向きになって治療をすることが大変重要です。
今まで紹介してきたポイントがすべて満たされていても、先生の人柄や医院の雰囲気など別の視点でも長期にわたり治療できるかどうか考えてみてください。

まとめ

まとめ

今回失敗しない矯正歯科の選び方を紹介してきました。
歯科矯正の歯医者を選ぶ時は解説してきたポイントを参考にして選んでみてはいかがでしょうか。
歯列矯正は専門的な知識・経験が必要な重要な治療であり、何度もする治療ではありません。
自分が納得できる先生に出会えるためにも、情報を集めて納得した上で治療を受けることをおすすめします。

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