インビザラインの追加アライナーはなぜ必要?追加アライナーの治療の流れや注意点もご紹介

【監修:青山健一】

インビザラインの追加アライナーはなぜ必要?追加アライナーの治療の流れや注意点もご紹介

歯並びが悪くてお悩みの方や、お子様の歯並びでお悩みの親御さんは多くいると思います。
一昔前の矯正治療には「ワイヤー矯正」「裏側矯正」のどちらかでしたが、ワイヤー矯正は見た目が原因で躊躇する方も多かったようです。

裏側矯正は目立たないが適用範囲が限られ、ワイヤー矯正と同じく口腔内を傷つける可能性や食事の制限が必要となります。
インビザラインの矯正治療法によりまわりの人に気づかれずに矯正治療を受ける事が可能となりました。

今回はインビザラインによる矯正治療において、治療の途中で行われる追加アライナーに関する話を中心に解りやすく解説します。

インビザラインの追加アライナーの概要

インビザラインの追加アライナーの概要

インビザラインによるマウスピース矯正治療を行うときには、透明のアライナー(矯正用マウスピース)を使用して歯の矯正を行います。

インビザラインの治療開始前には多くの検査を行い、精密なデータから作られた治療計画をもとにして制作されたマウスピースを使用します。
治療期間は約2年間の年月をかけてゆっくりと歯を動かして歯並びが矯正されるのです。

実際に治療が始まると数多くの枚数のマウスピースを使用して治療を行い、治療の段階ごとにマウスピースを交換して治療を進めていきます。
矯正治療を進めていく工程では、治療を開始するときに作成した治療計画通りに進めて行くとわずかな誤差が生じることは比較的よく有るのです。

そのときには再度リファインメント(改善・改良)を行い追加のアライナーを作成して矯正治療が継続されます。
追加アライナーが必要となる原因には色々な理由がありますが、インビザラインではアライナーは治療の途中で2~3回追加する状況が一般的です。

追加アライナーはなぜ必要?

追加アライナーはなぜ必要?

インビザラインによる矯正治療は当初2週間に1回のペースでアライナーの交換をおこなっていました。
しかし最近ではきちんと装着して治療を続けていれば7~10日に1回のペースでアライナーを交換します。

コンピューターシュミレーションにより初めに作成した治療計画通りに歯が動かないときや、もう少し動かしたい部分が有るときに再度リファインメントを行いマウスピースの追加をします。

インビザラインでは歯の矯正治療が進むにつれて、よりキレイで健康的な歯並びにするためにもアライナーの追加はとても大切な工程です。

インビザラインの治療をご検討中の方は下記のリンク先からインターネットの無料相談をご予約いただけるため、お気軽にご利用してください。

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追加アライナーにかかる費用と期間

追加アライナーにかかる費用と期間

マウスピースを作りなおす場合の追加の費用はどれくらい必要か?マウスピースの制作費用は治療を受ける矯正歯科クリニックにより異なります。
初めに支払う治療代金に追加アライナーの料金がすでに含まれている場合と、追加が必要なときにその都度追加の料金を支払います。

費用は全歯の矯正か部分矯正かにもよって変わるのですが、1回につき10,000円~30,000円程度が必要となる事が多いようです。
追加のアライナーが出来上がってくるまでに約1ヶ月程度が必要ですが、そのときに追加のアライナーが到着するまでの期間は1つ前のアライナーを使用するなどしてマウスピースの到着を待ちます。

追加アライナーの治療の流れ

追加アライナーの治療の流れ

使用中のアライナーが治療の進行につれて当初予定していた治療計画通りに矯正が進まなかった場合、再度リファインメントをして追加のマウスピースを作成します。
再度リファイメントをするときは、初めに治療を開始するときに行ったクリンチェックをもう一度する必要があります。

クリンチェックとはインビザライン矯正治療を始めるにあたり、治療開始から終了するまでに歯が矯正されていく過程をュミレーションするための3Dシュミレーションソフトの事です。

検査

追加アライナーを作成するときの口腔内の精密検査では、初めに治療計画を作成したときと同じく、パノラマ断層撮影・ラテラルセファロ「側頭部X線企画写真」・口腔内の写真撮影・顔貌の写真を撮影して歯型を取ります。
歯型を取る方法にはシリコンなどを使用する方法と、iTero(3Dスキャナ)を使ったデジタルシステムで行う方法の2種類です。

シリコンで型を取る場合は気泡が入るとクリンチェックが行えないなど型を取る技術的な問題による影響を受けますが、iTeroを使ったデジタルシステムを利用する方法はエラーが少ないです。

治療計画を再考

治療計画を再考

精密検査をすべて終えてクリンチェックを行うための検査データが一通りそろうと、情報をアイライン社に送り約1~2週間でクリンチェックのシミュレーションが送られてきます。
アイライン社から送られてきたクリンチェックのシミュレーションをもとにして、歯科医師が治療開始前に作成した検査データと比較をしながらパソコンを使って微調整を行います。

追加アライナーの作成

追加アライナーの作成

クリンチェックのシミュレーション調整が終わるとアイライン社に再度情報を送って追加アライナーの発注をすると、約2週間程度で新しいマウスピースが届きます。

マウスピース装着

 

マウスピース装着

新しく届いたマウスピースを患者様に装着してもらい矯正治療を再開しますが、新しく届いたマウスピースは装着しにくい場合があるため、しっかりと装着するように注意をする必要があります。

変更が予想されるポイント

変更が予想されるポイント

ここでは追加アライナーを作るときに変更する点はどのような箇所があるかについて、予想されるポイントのご紹介です。
アタッチメントの数と接着する場所の変更・ゴムかけの追加と除去・バイトランプの追加と除去・IPRに関して解りやすく解説をします。

アタッチメントの数・場所

インビザライン矯正治療ではアタッチメントと呼ばれる歯と同じ色をした樹脂を接着するのですが、アタッチメントを使用すると歯にかかる力をこまかく調整する事が可能です。
歯並びをキレイにするためにどの歯をどちら向きにどれだけ動かすかによってアタッチメントの数・形・設置個所が決まります。

ゴムかけの追加・除去

インビザラインの歯科矯正治療を行う場合は症例に応じてゴムかけという工程があります。
このゴムかけには複数の種類があり、2級ゴム・3級ゴム・クロスゴム・垂直ゴムの4種類です。
2級ゴムは上の前歯が出ている場合、3級ゴムは下の前歯が出ている場合、クロスゴムは左右にずれている場合、垂直ゴムは上下のかみ合わせに隙間がある場合に適しています。

ゴムかけは、ゴムの力によって歯を上下左右に動かして歯並びをキレイに矯正するためのサポートが目的です。
ゴムかけを行うときは出来るだけ長い時間装着する必要があり、食事と歯磨きのとき以外は常に装着が必要です。

ゴムかけを行うと最初のうちは歯に痛みを感じるのですが、これは歯が動いている証拠で歯が動く事でまわりの骨を刺激して痛みが発生します。
一度使用したゴムは力が弱くなり治療効果に影響があるためゴムは毎日交換してください。

バイトランプの追加・除去

インビザラインで過蓋咬合の治療を行う場合に、バイトランプというアタッチメントを用いて治療を行います。
これは奥歯をかみしめたときに上の前歯が下の前歯に重なるために下の前歯が見えなくなる状況で、治療には通常1年半から2年の期間が必要です。

過蓋交合は顎関節に悪影響を及ぼす可能性があり、小さなお子様は姿勢や発育にも影響を及ぼす可能性があります。
小さなお子様の場合はできるだけ早く歯科医師に相談をして、適切な対応をする事がとても大切です。
また、下の歯が上の歯茎にあたるために上の歯茎を傷つけてしまい口内炎の原因にもなります。

IPR

IPR

インビザラインの治療法にはIPRという治療法があります。これは歯と歯の間を削る処置をする事で、マウスピース矯正では比較的よく使われる治療法です。
この治療法は歯のエナメル質の表面をごくわずか削るだけなので歯の健康への影響はありません。

インビザラインでIPRの処置を行う目的は、歯の矯正において歯を動かすためのスペースを確保する事です。
1本の歯を削る量はごくわずかなのですが、複数の歯を削る事で歯を動かすためのスペースを確保します。
それ以外では歯の大きさの調整、歯の形を整える、歯と歯の間の隙間を解消するときにも行われます。

追加アライナーの注意点

追加アライナーの注意点

上記でもご紹介しましたが、インビザラインで矯正治療中や治療後に追加アライナーが必要となる事は珍しくはありません。
実際にインビザラインの治療を受けると多くの場合はアライナーの追加が必要となり、その回数は平均2~3回程度が一般的です。

理由としては歯の動きが予定より少ない場合が挙げられます。では、歯の動きが少なくなる原因をみていきましょう。

  1. 長期間の治療中に最初の治療計画と実際の歯の動きに微妙な誤差が生じた
  2. 1日のマウスピース装着時間を守れなかった
  3. マウスピースの脱着回数が多い

上記のような理由で予定していたよりも歯が動かなかったときに、マウスピースの追加を行います。

マウスピースの追加により発生する問題点は治療期間が長くなることや、治療期間が長くなり通院回数が増えるために当初の予定以上の費用が必要となる事です。

決められた時間装着する

決められた時間装着する

インビザラインの矯正治療を行う上で最も大切な事は、マウスピースの装着時間を正しく守る必要があります。
食事と歯磨きのとき以外は毎日20時間以上の装着が必要となり、理想は22時間程度の装着です。

矯正治療を行っている期間中は少しぐらいならと気が緩まないように気をつけて、毎日決められた装着時間を確実に守る事が治療を早くキレイ終わらせる上でとても大切です。

チューイーを使用する

マウスピースを装着するときに歯にキチっとはまらず、わずかでも浮き上がった状態で使用すると歯の動きに悪影響を与えます。
マウスピースは歯にしっかりと密着させて装着する事がとても大切です。そこで装着するときにはチューイーという補助具を使用してマウスピースを確実に密着させるのです。

チューイーとはシリコンでできた円筒状の補助具で、これをしっかりと噛みこむ事でマウスピースと歯の隙間を無くして確実に密着させます。
新しいマウスピースを装着するときなどは特に浮きやすいため、チューイーをしっかりと噛んで確実に装着する事がとても大切です。

インビザラインをご検討の方は下記のリンク先から無料相談のご予約を受け付けています。ご相談だけでもお気軽にご予約をお待ちしています。

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追加アライナーを希望するなら専門医に相談しよう

インビザラインの矯正治療を行う場合に皆さんは必ず歯科医師に相談する事になりますが、近隣のいつも通っている歯医者さんがインビザライン矯正治療を行っているからといって安易に決める事は避けるべきです。
インビザラインは長期間の通院と高額な費用が必要な治療方法のため、必ず矯正専門医に相談する事が大切です。

矯正専門医に相談する事をおすすめする一番の理由は、豊富な経験と正しい知識を持つ矯正専門医からの正確で適切なアドバイスが得られることです。
それは歯列矯正の治療をうけるにあたり、短期間でもっともキレイな矯正の結果が得られる事につながります。

だからこそ経験豊富な専門医に相談する事は、あなたが適切な治療を受けるうえでとても大切になるのです。
当院では豊富な経験と知識を持つ矯正専門医がインビザラインの治療を行っているので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

あなたにとって最善の治療方法を、豊富な経験と知識を持つ矯正専門医が、詳しくあなたの意見を聞きながら一緒に考えてご提案いたします。

まとめ

まとめ

今回はインビザラインの矯正治療における追加アライナーの必要性を中心にご紹介してきました。
このように追加アライナーが必要になる事は、インビザライン治療をするうえでよりキレイに治療を仕上げるために必要な工程である事がご理解いただけたでしょうか?

あなたやお子様がインビザラインの矯正治療を受けるときには、知識と経験豊富な専門医のもとでしっかりと指示を守り、適切な矯正治療を受診するようにしてください。




監修者:銀座青山You矯正歯科グループ 理事長・総院長 青山健一

理事長・総院長 青山健一 1965年 広島県呉市生まれ
1990年 広島大学歯学部卒業
1992年 南青山デンタルクリニック開院
2001年 医療法人社団 健青会 設立
2011年 日本で初めての「部分矯正専門医院」のYou矯正歯科を開設
2021年 You矯正歯科 池袋西口医院開設
2021年 You矯正歯科 広島紙屋町医院開設(銀座、青山等で9医院開院中)
▼総院長ブログ「幸せってなぁに?」もご覧ください。

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